むむちゃんの散歩道

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保育園の35周年

今日は午後から保育園の35周年パーティ。

長丁場のパーティなのと、むむちゃんとぷうちゃんは連休疲れ気味なので、
午前中はのんびり過ごす。
予定だったけれど・・・。

忘れていた弟、妹、父、母への宅急便を送りがてら、お散歩のはずが、
公園近くになって、むむちゃんもぷうちゃんも公園で遊ぶモードに。
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たくさん遊んで、早くお腹がすいて、早くお昼を食べて、早くお昼寝をして・・・
うっかり、一緒に寝てしまい、
35周年パーティの始まる30分前に飛び起きて、
むむちゃんを起こして着替えさせ、寝ぼけているぷうちゃんをとりあえず自転車に乗せる。

ギリギリセーフ。

35年というと、私の生きてきた時間とほぼ同じ。
その発足時の人たち、その間にあった保育園の危機、紆余曲折に立ち会った人たち、
そしれ誰よりも、そのすべてを、はじめから見つめ続け、いまだ現役で保育士として
子どもたちと過ごしているT子ちゃん。
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むむちゃんが、はりきって練習してきた手話で踊る「世界にひとつだけの花」
とっても上手にできました。

長い歴史の中で、生まれたての種をもった命ひとつひとつ、
さまざまな花ひとつひとつ、丁寧に咲かせてくださった
保育園の歴史をつかさどってきてくださったみなさんにあらためて、感謝。
その中で、むむちゃん、ぷうちゃんが、育てていただいている奇跡のような出来事に、感謝。
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私の35年後をふと、思う。
これまでの10年をちょっとだけマイナスして、25年後をふと、思う。

歴史を見届けるだけでなく、そのさなかに身を置き続けること、
そこに増していくふくらみや厚みを思う。
それを、丁寧に手渡し続けていけるようにコーディネートして、応援する人の層を
地層を重ねるように厚く厚くしてきたからこそ、
今、むむちゃんやぷうちゃんを育む底知れない豊かさがここにはあるんだな、と思う。

「ただ、続いている」、ということだけでも、きっとすばらしいことなのかもしれないけれど、
「ただ、続いている」、だけでは、ない、深みと味わいと、が、きっと、必ず、ある。

友人が用いた「歴史はタペストリー」という言葉を思い出す。
様々な色合いの横糸を、静かに地道に貫いていくしっかりとしたたて糸があるから、
振り返ったときに、そこには、ひとつの美しい作品が仕上がる。
きっと、35年のこの保育園の歴史はそうやって、T子ちゃんという縦糸によって、
彩られ、編まれてきたのだろう。

さて、私は・・・?昨晩は、なんだか、眠れぬ夜だった
by shiho_kato | 2009-09-23 11:35 | むむちゃんとぷうちゃん