むむちゃんの散歩道

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ゆるやかに

今日は、会議の日。

いろいろ、あった。

自分のことで。

がんばりすぎているのは、100も承知で、
でも、がんばらないと、どうにもならないことばかりで、
この10年、この職場、で、ただひたすら120%がんばることで、
なんとかやってきたから、
それを70%とか80%とかの状態に自らをコントロールするのは、
難しいことだなぁ、とつくづくと、思った。


こころを癒す方法を探したり、休ませるための方法を模索したり、
その中で鉢植えのお世話を覚えたり、
子どもたちとの時間を、ゆったり過ごすための方法を探したり、
試行錯誤しながら、身をならしてきた。


そんな中で、突然に
信じている人に
裏切られたような気がしたり、
何もかも
自分が悪いような気がしたりした。

滅入ること自分を責めることは、
得意中の得意だから。



何かがおかしい、と、思いながら、それでも前に進めさえすればいい。
結果的に前進できていることが、何よりも、組織にとって大事なことだから、
多くを犠牲にして、多くを二の次にして、ひた走ってきた。
それは結果としてそれなりに、それなりに現れていることを
ようやく理解することができたここ最近。



その10年分を否定されているような気持ちにすらなってしまった。

そのこと自体が、きっと、私の「病魔」のせい。




今日、
休んでいいんだよ、と、正式に言ってもらった。
素直に受け取るには、
時間が少し必要だけど、
みなに甘えて
少し休もう。
少し、ペースダウンしよう、と、思う。


みなの真意が、伝わったから。
元気になってほしいという思いが、
伝わったから。
そう思ってもらえたことは、
本当にうれしかった。



昨晩は、信じられるものはなんなのか、
問い続け問い続け、答えが出ずに涙が出た。

涙の源が何なのか、
一緒に探してくれる人が
数時間の間に何人もいた。
それも私のかけがえのない財産だと思う。


そんな風に過ごした
夜、そして朝の後で、
さまざまな混線がときほぐれ、
元気になってほしいという思いを受け取れたあとで、
ようやく、ようやく、
私は、自分の体調がいかによくない状況にあるのかを
正視できた気がする。


10年かけてたまった疲れを、癒すためのペースダウンの期間。
10年そこだけしか見ずにやってきた私に与えられた、他にまなざしを向け、他に学ぶ期間。


きっと、今より、ずっと、世界が、
そして、今までいた場がステキに見えてくるから、大丈夫。


そう信じて、甘えて、少しゆるやかに時間を過ごさせてもらおう。
by shiho_kato | 2009-11-14 02:47 | ありがとノート