ぼろぼろの体力で、旅行など行けるのか、と根っこで思いつつ。
やる気満々のむむちゃん、ぷうちゃんに、背中を押され、裏切れないと、なんとか出発の用意。
出発前に、寝る時お咳のぷうちゃんを病院に連れていくところから。思いのほか混んでいて、時間がかかってしまいました。
急いで、大船まで出て、大船モノレールで、江ノ島を目指す。
モノレールの中で、念のために持ってきたお握りを、子どもたち二人とも、しっかりたいらげて。
乗り物は乗り慣れないぷうちゃんには、いずれも新鮮かつ不安。
むむちゃんは、「ほら、お家のうえをはしってるよ!すごぉい!」と、ワクワク感を煽ってくれる。
湘南江ノ島につくと、ばぁばとじぃじがお待ちかね。
ホッと息をつく。
海沿いの新江ノ島水族館。
着いたらすぐに、イルカショーへ。
「しゅいずょくかん!」
と、連呼していたぷうちゃんは硬直気味。
そういえば、ぷうちゃんは、水族館も動物園も、あまり出かける機会なかったものね。
でも、イルカがジャンプしたり、クルクル回ったり、片ヒレでバイバイする様子に、「かわいい〜☆」と歓声をあげるむむちゃんに、ならって少し緊張がとけ。途中から、パチパチ拍手。
ペンギンや、クラゲの水槽にかぶり付き。
ソフトクリームを食べて、お土産屋さんで遊んで、今日お泊まりのお宿へ。
窓から海が臨めるお部屋。
夕飯前のお風呂は貸し切り状態。お湯は熱めだったけど、水シャワーを浴びつつ!?、長湯の子どもたち。
お夕飯は、手の込んだ繊細な味、味、味。
むむちゃんには子ども用のお食事。ぷうちゃんは、それを分け分けしてもらいながら寝てしまいました。
お部屋に戻ると、むむちゃんはお布団ででんぐり返しを繰り返し、押し入れからジャンプしたり。ぷうちゃんも復活して、真似っこザル。
あまりに興奮し過ぎて泣いて笑ってと、やかましいので、ばぁばの知恵で、ドラえもんの鑑賞タイムに。
大人たちは次々、眠りに落ち、最後まで見切ったむむちゃんとぷうちゃんに、再び三度起こされて、やっとOKが出て、みんなおやすみなさ〜い。
あぁ、疲れた。
でも、海が見えること、パソコンが、手元にないこと、こんな風にあきらめがついたり、仕方ないよね〜の気持ちになれたりするものかな、と。
予期していたより、元気に終えられた1日でした。
絶対無理と思っていたけど、楽しめた。
楽しむ感性、まだ生きてるぜ〜、と感じられてホッとして終わっていく夜。