寝しなに、本を読もうと思って、手にとって読みはじめたら、読みきってしまった。
北川悦吏子脚本のドラマを見ようかな、とおもったけど、やめました。
北川悦吏子さんのブログで産みの苦しみを毎日読んでいたから、見ないといけない気がして。
でも、心にずっしりきそうで、気が進まなくて、家に常備されたテレビがないことを理由に、ごめんなさいと思いながら、やめました。
その代わりに本を読むことにしました。最近本を読み出すとすぐ眠くなるので、テレビで心にズシッときそうなのを避けたから、本ではズシッときそうなのを選びました。
結局最後まで読んでしまいました。
子どもが産まれてから、ばななさんの書く本は説明じみた文章が増えた。子どもがいつか読んだ時に理解できるように、と、思うことがなしやありや。
でも、心をわしづかみにした上で、スゴい浸透圧で私の中に入ってきそうなフレーズが、いくつも出てきたけど、浅く読み飛ばしました。
私はまだ、揺さぶられたくないんだな、と、思いました。
でも、いい本です。
ごまかして生きることと、ごまかさずに生きることと、人に平等に与えられた権利のことを、サラリと書いていました。
私は、ちょっぴり抵抗しつつ、生きるようにしか生きられない、それでいいじゃない、と、つくづくと思いました。
おやすみなさい。
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