今日はお昼寝しなくてはならなかったんだ。
そのくらいゆっくりのんびり怠惰に過ごさなくてはならなかったんだ、きっと。
予感しながら、がんばり過ぎた気がする。
急に疲れがどっと襲ってきました。
「疲れた」
と声に出してみようとした。
それなのに。
むむちゃんの毎日ではないけれど去年書いた日記をとじた赤い冊子。
小学生になってからは、どの日にもむすびの言葉に「ままだいすきよ」と、書いてある。
見上げれば、むむちゃんがぷうちゃんとむむちゃんと私の名前を筆で1人一枚ずつ書いたものが並び、4枚目、最後にどうしてももう一枚書きたいと、墨を渋る私と闘って書いた「なかま」の字。
たしかにそう、家族というより、一緒に今ここで生きる「なかま」だわ、私たち。
「疲れた」って、言えないじゃん。
せめてお茶を飲んでため息でも。
と思い、昨日飲みきったお茶っ葉のかわりに、新たに数日前に母から送られてきた茶葉の封を開けながら気づいた。
これは実家的には最良の品ではないか。法事の返礼品じゃなく。
いいお茶をありがとうって、思わなくちゃならないじゃないか。
ため息も、「疲れた〜」も、封じられた。しかも、泣くのが下手な私。
トホホだよ。
幸せなのか、不幸なのか、わからなくなってしまいました。
寝ます。
おかしな正夢、見ないように願いつつ。