むむちゃんの散歩道

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午後の田中さん

私は「イメージ」を持って生きてる人だそうです。


私は「居場所」にこだわりのある人だそうです。



そう言われてみれば、そう言われてみなくても、かな?
言葉が、ある形を成して心の中に浮かびます。
形を成せる言葉を話す人、書く人が好きです。
自分のことを伝えるときにも、自分の中から
適切な言葉が浮かんでくるのを待ちながら語るところがあります。


居場所にはこだわってないけれど、「今・ここ」承認願望は
強いかもしれません。
そこに、なんの立場で今、私は存在しているのか、
そこに、なんの立場も役目もないときに、たじろぎ、
そこに、明確な役割があると安心します。

それでいて、「ありのままのわたしで、今、ここにいる」
ことを良しとしてよ、と、願ったりして。

ありのまま、でいるのが、苦手だから、役割の有無にこだわり、
いまここ願望が強いのだろうな、と、思ったりしました。



午後の田中さんに、
「言いつけてやりたくてしかたが無かったこと」を
言ってみました。
「それは、あんまりですね、ひどいですね、おどしですよ、それは」
と、ちゃんと適切に、怒ってくれました。
適切に。適度に。ね。


言いつけてやりたいことは、言ってもいいこととは違います。
でも、どこかで、吐き出して、踏みつぶしてしまわないと、
根を深く張って恨みの「実」をいくらでも実らせる、
悪い悪い種でした。


言ってしまえて、ほんの少し、
すでに心の中を巣食おうとしていて、
でも「巣食わないで」、と、闘っていた
何かから、解放されました。
by shiho_kato | 2011-02-05 21:52