トムテさんとは、本名笠井廣さん。
カプラという板の木のおもちゃを中心に、
子どもたちがどのようにでも想像力をふくらませて
作ったり壊したりできるようなおもちゃをもって、
あちこちの児童館や保育園にお出かけくださいます。
作る→壊す→もういちどつくる
作るときに、頭の中にいろんなイメージを膨らませて、
想像力をふくらませて、こんなものをつくってみようということを
考えて形にしていくプロセスが子どもたちに
想像を実現化していくという、とってもステキな思考回路を育むんですって。
そして、それはちょっとしたことや、ちびすけの攻撃によって壊れます。
こわれてしょぼんとするけれど、もう一度作る。
今度は違うものを作る、違う作り方で作る。
そこで立ち直り、もういちど新たに出発する力を養うことができるんですって。
そうやってたっぷりたぷり子どものうちに遊んでおくことで、
大きくなってからの発明や、開発や、創造や、そういう回路を自然と
ひらいていくことにつながるそうです。
遊び方が決まっているおもちゃはお菓子
遊び方の決まっていないおもちゃはご飯
血や肉になるのはご飯の「おもちゃ」=木のおもちゃとお話してくれました。
そんなお話を、講義ではなく、一緒に遊びながら、一緒に積み上げながらしてくれま
した。
そして、先週のカプラのおもちゃの時に飽きてしまった子どもたちが
外に出て園庭で遊び始めたことも、ここの子どもたちはすばらしい!!
と誉めて下さいました。あきたら、どうやって遊ぼうか、それを自分で
見つけられる力を持っているのはすばらしいことなんですって。
しかもおっきいこが小さい子を面倒みるし。
保育園での、日々の保育の賜物ですありがとう!
お父さんたち、夢中になって東京タワーやら、スカイツリー作り。
我が子そっちのけ。
で、ストレスためた子どもたちに破壊させる。いいかも〜!
軽くて危なくないし、ね。
ちなみにカプラとはフランスで発明された木のおもちゃだそうです。
詳しくは下記のようなHPもありました。
カプラとは…
http://www.kaplazoo.co.jp/