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むむちゃん、ぷうちゃんと、のんびり一日を過ごす。
むむちゃんは、夏休みの宿題の総仕上げ。
あと4日しかない・・・。
私だったら、焦るけれど。
ちっとも気の急くところのないむむちゃん。
マイペースに、淡々と今日は夏休みの宿題の日ね〜、と
楽しんで過ごす様子に、あっぱれ。
私、ちっさいな〜。ちっさかったんだな〜、子どもの時も・・・。
むむちゃんが淡々と宿題をしているので、
ぷうちゃんも、「カエルのテーブルで、おべんきょうする〜」と。
このごろよめるようになった、自分とその周辺の人たちの名前を、
かいてみることに、チャレンジしている。
字をまねる、というよりも、形をまねる。
親切に教えたりはしない。
と、自ら、まわりにある活字のなかから、
名前につかわれている字をさがしだして、
真似て書く。これがなかなか、ステキに書きあげる。
ううむ。
子どもたち、おそるべき、学び力。
それに飽きたころに、むむちゃんはドリルを終えて、
こんどは紙粘土をつかって工作。
ぷうちゃんも、紙粘土で遊ぶ。
見ていたら、私もさわりたくなって、せっせと制作に励む。
つくったものを、生かしたくなって、むむちゃんの工作に、
ひょいひょいと、追加していくと、
「もう、ママやめてよ。むむのしゅくだいなんだから、手、ださないでよ!!」
しかられました。
ママ、やって〜、じゃ、ないんだ…。
自立心、頼もしいむむちゃんに、感服。
たくましい子どもたち。
うれしくて、まぶしくて、アイスクリームをごちそうする。
一心不乱にアイスクリームを食べる子どもたちに、
少しばかり、ほっとする。
まだまだ、子どもだな、と、思って、ほっとする。
ここでイニシアチブをとった気になるなんて、なさけない母だわね。
などと、思ったり。
それがいい、それでいい。
黙々と、アイスクリームをなめる子どもたち。
チリンと、風鈴がなって、夏休みの気分。
そう、長いはずの夏休みも、もうあと数日でおしまいデス。