むむちゃんの散歩道

mumugi.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

男子校におけるぬいぐるみ

男子校におけるぬいぐるみ_d0134102_20563528.jpg

男子校におけるぬいぐるみ_d0134102_20563553.jpg

男子校におけるぬいぐるみ_d0134102_20563552.jpg

まったくもっての偏見である。

男子校の学校図書館に、ぬいぐるみなど置くのは、
きっと歓迎されないだろう。
そう思っていたんだ。

そしたら、図書委員長が、夏休みにぬいぐるみを持ってきた。
そして、新学期がはじまり、
生徒たちはそれを手に遊ぶのである。
位置を変えたり。

ひとつは、パペット。
手を中に入れることができる。
ちゃんと心得ていて、手にはめて、遊ぶのである。

ぷうちゃんのおもちゃの在庫の中にも
ぬいぐるみはある。
そうだ、この身近な男の子もぬいぐるみをこよなく愛する。

そうか。
ぷうちゃんのそれらの中から、目立たぬように、奥から一つ拝借。
朝の登園の際に、荷物の中に忍ばせたそれは
なぜか、ばれた。

「でも、すこしだったら、いいよ」と言う、寛容なぷうちゃんの言葉に、
学校に持ってきて、置いてみた。

しっくりと、立つ。
なるほどね、と、思う。
なるほど、そうか、そうなんだ。
新しい発見は、うれしい。内容いかんによらず、じわりとうれしい。
by shiho_kato | 2012-09-24 20:56 | 読書ノート