むむちゃんの散歩道

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11月が見えてくる、秋の雨と金木犀

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雨です。
レインコートというのか、かっぱを着る日々。
秋雨というのかな。10月の雨も。

2週間後の返却日をカウンターに確かめたら、11月の日付。
もう今年も残り1ヶ月(12月しか残ってない)気分になります。

ひとり気が急いて、今年の私は何ができたのだろうか、
と振り返りたくなったり、まだまだ、それどころじゃないだろう、と、思ったり。

雨の日は金木犀の香りが、いつも以上に強くて、
酔ったような気分になります。

雨の日は、雨音に音が吸い込まれて、
図書館はいつも以上に静かになります。


今年は、どっぷりと、図書館で過ごした一年だった。
本とは何か、本と私、本と学校、本と生徒たち、本と教員たち、
そして、それらを超越するようにある「図書館」という空間とは何か。
それを、とっぷりと、繰言のように考え尽くす一年だった。

去年も今年もリアル10代と過ごす空間に身をおけてよかった。

年末にしみじみ思うことを、予言。


そして、この2ヶ月に及ぶ体調の不調など、
年末には忘れ去っていることも、言外に予言。
by shiho_kato | 2012-10-18 17:53 | 読書ノート