むむちゃんの散歩道

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感想用紙(@桜美林大学「キャリアデザインと自己実現」)に返却コメントという名の、お礼の手紙

もう二週間が経ってしまっているので、
少し急がなくちゃ。

桜美林大学でのキャリアデザインと自己実現の講座で話をさせていただいた際の、
100数通の感想用紙に返却のコメントを書き続けている。

これまでの回は、いただきっぱなしで終わっていた感想用紙。
ひとことお返ししたいメッセージが書かれていて、
いつも、もらいっぱなしの後ろめたさを感じていた。
ので、今回は、お返しすることにした。


一枚一枚にコメントしながら、
一番多く書いているのが「ありがとう」

私のあちこちいってしまう話の芯をとらえてくれたことに。

何歳からでも始められる。
無駄なことはひとつもない。
今をしっかり生きよう。
ツラくなった時に今日の話を思い出します。
気が楽になりました。
今うまくいかなくてもいつかきっとと思えた。

etc.そのどれもこれもが、とてもうれしい。


そして、ストレートな励ましの言葉の数々。

がんばってください
大丈夫です
なんとかなりますよ
こんなことまで話してくれてありがとうございました


20歳近く年下の少年少女?青少年?に、
励まされる経験なんてそうそうできない。

以前のこの講座でも終わった後に、
骨格のしっかりした男の子がやってきて、
片手ガッツポーズで、
「がんばってくださいっ!大丈夫っすよ!」

ははは、そんなに応援されるほど、へこんでもいないし、
力んでもいないつもり・・・なのだけれど・・・。
でも、嬉しかった。

なんだか、ありがたい。
それもこれも。
日常では在り得ないの意味での、有り難さ。


”そういう大人になりたくない”
率直な言葉もまた、ストンと胸に落ちる。

そう、こんな風じゃない生き方ができたらいいのにな、って
思うこと、私もあって、でも残念ながらそう生きられないサガらしいから。


”資格は大事だと思いました”
と、伝えたいことの正反対をとらえたメッセージもまた、
そうも言えるのかもしれない。と、思う。

今の仕事を得られたのはとっても遠回りした末に、
これまで持っていたものがたまたまだけど生かされた。
たまたまだけど、好きでなはい、関心のない資格は
持ちえなかった、という点では、好きで、関心のあったことによって得た資格が、
運んでくれた今であり、
この好きと言える仕事である、ともいえるから。



きっと、この時間を眠って過ごしたのだろう。
そしてだけどレジュメをがっつり読んだのだろう。
そんな感想もある。
寝ていたことに腹は立たない。
きっと必要のないお話だったのだから。
それであるにも関わらずレジュメを読み込んでくれたことをありがたいと思う。
私ごときにはらう敬意みたいなものを
かき集めてくれたんだ。きっと。


今回は、絵本を主に使って、
授業の時間中にまわしてもみた。

なつかしかった
読み直したくなった
読んでみます
あらためて読んでみたら深かった

等々。実際にこの時間以外で、
読み直したり、探して新たに読んでみる学生はそうそういないだろう。
でも、それでいいんだ。
思い出すこと、絵本そのものじゃなくって、
絵本を読んでいた頃の自分を、思い出すところに、
そろりと行きつけていたらいいな、と思う。

まだ、世界はすべて自分のものだった頃の私を、
そろりと思い出してくれたら。



なんだか、
わずか60分ちょっとの時間でしか出会わなかった人たちと、
そんなひとつひとつの言葉のやりとりができるということが、
在り得ない、有り難いことなんだ。
つくづくと、つくづくと思う。


また聞きたいです、
また来てください
うちの学校の司書になってください

とかとか、には、頭が下がる。

そして、何よりも、あきらめず、飽きずに、
くりかえしくりかえし、声をかけ、チャンスをくれるT先生に大感謝だ。

お礼のコメント書き、あと少し。

聴いてくれてありがとう、
話す機会をありがとう、
励ましをありがとう。
by shiho_kato | 2013-06-04 19:04 | ありがとノート