むむちゃんの散歩道

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おばあちゃんのもとへ。脱東京!⇒弘前・岩木山 1日目

ようやく今年も脱東京!

例年夏の恒例旅行、おばあちゃんのもとへGO!!

「あまちゃん」を見終わったら出発ね。
の約束通り、子どもたちは7時少し前に張り切って起きてくる。
暑い暑い朝。たっぷり朝顔にお水をあげた。
返ってくるまで無事でいてね。

空港には1時間かからない。
車両のいちばん前の運転手の見える場所に陣取り、ワクワク感を高める。

羽田空港で父母と合流。
空港からは一時間で青森。
いつものとおり、おじさんを到着ロビーで発見。
おばあちゃんがいないのだけ、いつもと違う。今日はお家で待ってると。

風が、空気が、違います!明らかに、涼し~い。

いつも飛行機の空間調整のために子どもたちが遊ぶアップルヒル。
今日は昼食のために立ち寄った。
煮干しの粉を練りこんだ麺を使ったつけ麺蕎麦(ラーメン?)が
ぷうちゃんはすっかりお気に入り。

ひと遊びして、おばあちゃんちに
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おばあちゃん!おばさん!

そして、私のいとこが1人。むむちゃんぷうちゃんのはとこが3人。
子どもたちはほぼはじめての対面に気恥ずかしげ。
私たちもうれし恥ずかしの再会。
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おとなたちがお盆の夜の準備に出かけた間、
むむちゃん、ぷうちゃん、おばあちゃんと、くつろぎタイム。
定年を迎えて、おばあちゃんに変わり畑作りに凝っているおじさんのスイカ。
とっても美味しいスイカをおやつに。
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大好きなおばあちゃん家は、扇風機だけで充分涼しい。
おばあちゃんの言葉の半分くらいしか相変わらずわからないけれど、
そのイントネーションだけでも、十分に聞いている価値がある。

そして私の記憶が動き始めてから、ちっとも変わらないこの家の中で、
私が生まれる前からあるはずの振り子時計だけが、今年も時をつむいでた。
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みなでお墓参り。
今年の帰省は、ちょうどお盆にかかることができて、
一緒に盆のお迎えに行くことができました。
豪華なお墓まわりと、たくさんの人でいっぱいのお墓。

むむちゃんも、ぷうちゃんも、
どうしてみんなお墓に来てるの?
どうしてお料理たくさんなの?

「お盆にはね、死んだ人が帰ってくるんだよ」
むむ「え、幽霊?夜中に出るの?」
ぷう「え、どこにいるの、生き返るの?」
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田舎ならではの、話題。ゆっくり説明した。
わかってもわからなくても、お盆のお墓の雰囲気を体験してもらえれば。
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近くの温泉にお湯を浴びに行き、お盆のお夕飯。
贅沢にお魚三昧のお夕飯。
まぐろまぐろまぐろまぐろまぐろ、の、むむちゃん、ぷうちゃん。
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夜は花火。
一度帰ったはとこちゃんたちがまた来ることを楽しみに、
花火を用意してもらったけれど、残念ながら、今夜は子どもはふたり。
贅沢にたっぷり花火を楽しんだ。

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ぷうちゃんは、お線香でやけどした指と、にわかに成長痛の足が痛いで
ぽろぽろと泣き始めて。
ちょっと緊張した時間を終えていく夜。
しっぷを貼って、保冷剤で大げさに冷やして、足をぐるぐる巻きにして
ようやく笑顔。眠りにつくことができました。

夜風が涼しく、遅くなるにつれ寒く、
開けていた窓もしめました。
これが、北の夏。
これぞ、青森の夏。

脱東京の、北上の旅の喜び。
by shiho_kato | 2013-08-13 23:28 | 旅ノート