新年です。
何はともあれ初走りから。
多摩川堤健康元旦マラソン。
https://runnet.jp/runtes/pdf/86000/pamphlet/86548.pdf
2日前に、年末になおがんばっている後輩からの
メッセンジャーにほだされて、
このマラソン10キロ1時間以内で走るというチャレンジ協力。
http://justgiving.jp/c/9415?new=1
実家で日の出を雑木林の向こうに垣間見て
慌ただしくお雑煮をいただき、
特急わかしおで東京へ。
家に立ち寄りカレンダーを2014年に代えて時間程よく会場へ。
の、はずなのに、誰もいない・・・
それらしき姿も無し・・・
よくよくハガキを見るとスタート会場は次の橋の川岸対岸。
あぁ。。。遠すぎる。。。
スタート30分前に受付はあきらめて、スタート時にスタートラインに着くことを目標に早歩き。
後ろから、走る格好、手にハガキを握りしめて青ざめた顔の女の子。
声を掛けると、スタート会場間違いの同胞。
初の大会参加とのこと。
大丈夫、この主催の団体は受付時間すぎても受け付けてくれるから
スタートに間に合えばなんとかなるよ〜。
に、しても遠すぎますよね、と、慰め合い励ましあいながら、
なんとか会場にたどり着いた。
すでに5キロ以上歩いたり、走ったり。
それでもハーフの時よりは時間に余裕あり。
とは言え、トイレを終えたらスタート1分前だった。
今年の教訓。事前情報の確認を怠るべからず。
そして、スタート。
砂利道コース。風が強い。
1.5キロ走って折り返して、
スタート地点を通り過ぎてさらに逆の折り返しまで足を伸ばして、
またスタート地点に戻ってくるというコースらしい。
えっと、はじめが3キロでスタートに戻り、次の折り返しは何キロだ?
いろいろわからないままにみなについて走った。
スタート地点を通り抜け橋をくぐって直進。折り返しまでが遠い上に、風がびゅうびゅう吹き付ける。
これを戻ったらゴール?
あ、それならいけるかも〜と、さらに向かい風になる風に立ち向かって、グイグイ前に出た。
で、スタート地点に戻ると、あれ、ゴールが無い~(>_<)
もう一回1.5キロを折り返して来いと。
うげげ、無理、かも。
だって今スパートしちゃったよ〜。
はじめて時計を見ると確かにまだ28分しか走ってないじゃ〜ん。
涙目で1.5キロの折り返しに向かった。
きゅ、給水〜。水不足〜。脱水警報〜。
公園の水飲みポイントを確認しながら走り続けて、折り返してからは水のみ場でコースアウト。
水をゴクゴク飲んだ。
とにかくスタート地点に戻ればゴールだ、あと1キロちょい、がんばれる距離だ。
が、またもやスタート地点に近づくとみんな通り過ぎてゆくではないか。
もしや、あの向こう側の折り返しまでもう一回行って戻ってこいと???
無理〜、ゼッタイに、無理〜。
あんまりにも情けないけど、新年初走りはリタイア、どうでしょう。
Just Giving、梶ちゃんゴメンね〜。
橋の下、風がぐぉ〜と吹きつけた。
くぅー、向かい風に負けるって、人生、いちばん悔しいじゃないか。
とりあえず、向かい風の無くなるとこまで踏ん張ってやる〜。
凧が空に激しく舞う。
折り返しのポールが見えた。
今度こそ戻れば終わり?
歩いてもいい、完走しよう。
そして、ぜったい給水所が必要ですってクレーム投稿してやる〜!
富士山見えね~じゃね~か~!
けいこちゃん、あやみーの、けいこちゃん、さやかちゃん、、、
これから今年一緒に走るであろうママ友たちの名前を唱える。
まりちゃん、いく、ひなちゃん、みいちゃん、
おかあさん、おとうさん、
朝までぐうたらお世話になった家族の名前を唱える。
梶ちゃん、JustGivingで寄付してくれた人たちを思い浮かべ、
黒川祥子さんの本に書かれた愛情得られず自ら自分の身を抱きしめている子どもたちを思い浮かべた。
君たちの向かい風の比じゃないよね、こんな風。
1時間切るのはダメだけど、走り切るよ〜(悲鳴)
最後はむむちゃんぷうちゃんむむちゃんぷうちゃんむむちゃんぷうちゃん
それ以上の思考はフリーズ。
ゴールだ、ホンモノのゴールが見えた〜。
飲み物だ〜!
ラインを踏み越えると、ゼッケンについたリーダーをとってもらい、ペットボトルをもらい、
記録賞を貰う列に並ばされた。
けれど、もう立ってるの無理。
列を離れて芝生に座り込んだ。
ごくごくゴクゴク飲み干して、時計を見たら55分台。
え、ホントに⁉︎
ほぼ全員がゴールした頃にヨロヨロ立ち上がり記録賞を貰った。
55分20秒。
なぜだ。こんなにツラくて楽しくなかった10キロははじめてなのに〜。
荷物を取りに行くと、もう受取残り数名のひとり。
着替えテントでも最後のひとり。
ご迷惑様でございました。
ペコペコ頭を下げまくって、会場を後にした。
今年は、無理しない~(涙)
いや、それ以前に下調べを怠らない、つーか、
事前のお知らせはちゃんと読み、
思い込みでわかった気にならないことっ!
と、誓う初走りでした。
いやいや、ツラかった。
空想タイムゼロの10キロははじめてでした。