むむちゃんの散歩道

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ぷうちゃんの忘れ物

「いってらっしゃ~い」と家の中から子どもたちを声だけで見送って
私も出勤準備を整えて、外に出ると、
自転車の後部座席にぷうちゃんのカエルバッグ!

上履き、体操服、ランチョンマット一式入ってるのに~。

ゴミだし先にしておけばよかった、と後悔しつつ、
ゴミを出しに行って、慌てて自転車に飛び乗るも、むむちゃんぷうちゃんには追い付けず門に到着。
あぁあ、下駄箱で上履きの無いことに気づいて泣きべそ顔になるぷうちゃんの顔が浮かぶ。

ちょうど門の前でぷうちゃんの担任の先生が安全指導をしていた。
「先生~っ!」と駆け寄り、荷物の顛末と
「私の予想では泣いてるのではないかと思われますっ!」と勢いよく申し添えた。
その私の勢いで先生が身を翻して校舎に向かう姿を見送りました。

少し先の通路の隙間から、昇降口の前で他の先生と話しているぷうちゃんを発見。
何やら、うつむいて何度も頷いている。
きっと取りに帰るかどうか、相談中なのだろうなぁ。

交渉成立したのか、門に向かってうつむいて足早に歩きはじめたぷうちゃん。
教室にベランダから入る担任の先生とすれ違っちゃった~・・・。
と案じていると、ベランダから先生が出てきて、一言ふたこと交わして、
カエルバッグが渡された。
身を翻して、それでもやはりうつむきがちに早足で昇降口に戻っていくぷうちゃんの後ろ姿を見届けた。

残念ながら、私の視力では表情までは見えません。
どうか、カエルバッグが届いて、ホッとしていますように。
ホッとしてハッピーな気持ちになりましたように。

ふぅ~と息をついて、自転車を漕ぎ出した。
忘れ物に泣きたい気持ちも、
ホッとしてハッピーな気持ちも、私の気持ち。
かつて子どもだった時の私の気持ち。

ぷうちゃんは、どんな気持ちだったのか、夕方聞いてみよう。
夕方が楽しみだ。

そう言えば、去年も同じようなことがあったなぁ。
金環食の月曜日に、むむちゃんがおんなじ袋を忘れていって、
ぷうちゃんとふたりで教室まで届けたなぁ。
むむちゃんは顔は笑顔で心は泣いてる表情をしていたなぁ。
ぷうちゃんは、去年のあの時のことを思い出したりしていたかなぁ。

そんなことを思いながら、どんどん軽やかな気持ちになっていった。
今日一日、ぷうちゃんが笑顔で過ごせますように。
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by shiho_kato | 2014-06-30 13:52 | むむちゃんとぷうちゃん | Comments(0)