むむちゃんの散歩道

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小山田桐子『将棋ボーイズ』、藤原隆史『一点突破』

友人のお子さんが、『三月のライオン』を読んで、将棋にはまったという。
むむちゃんが、『ちはやふる』を読んで、かるたにはまったのとまったくおんなじ。

マンガは偉大だ!

マンガではなく小説の『将棋ボーイズ』。
将棋に引き込む力はないかもしれないけれど、これが実話である!というのがスゴイ。
実話の方をまとめた新書『一点突破』を読むと、小説の登場人物たちが
いっそう立体的に見えてくる。

コツコツコツコツ、は、奇跡に通じる地道な階段であることを教えてくれる。
きっと、いま私たちに必要なのは、コツコツコツコツ歩む時間を、許してくれる環境。
駆け足じゃなくっても、見極めを急がなくっても、いい、と思える人と時間と場所と周囲、総じて環境。


言葉だけのえらそうな人にならないために、コツコツコツコツと地道にかるたを続ける。
そんな環境が大切だを実感するために、コツコツコツコツと地道に下手なピアノも続ける。
子どもに押し付けず、まず、私自身が。

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by shiho_kato | 2014-07-16 19:27 | 読書ノート