むむちゃんの散歩道

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自由研究DAY

旅の翌日。
ゆるゆると目覚める朝。と思いきや、
ぷうちゃんはお腹空いた!と元気に起きてくる。

むむちゃんは、思う存分眠りをむさぼり。

時間差でゆっくりの朝ごはんの後、
宿題を終わらせよう、自由研究をすることに。

むむちゃんは、近江、京都の旅を中心に百人一首についてPCでまとめる。
ぷうちゃんは、折り紙で恐竜を折る。

ふたりが宿題中に私もピアノの練習をしよ~、ともくろんだものの、
ぷうちゃんははじめから、ママ、これどうやるの? ここは?
ぷうちゃんの折り紙におつきあい。

むむちゃんは、ママ、これが書いてあった本どこ?
これどういう意味?あの表紙の折れてる本貸して。

等々、等々。

口出し、手出しはしないと念じて。
頼まれたこと、乞われたことのみ、と念じて。

むむちゃんは、授業で9月の宿泊学習の調べものをPCでしていた。
それを聞いていたので、
近江神宮、時雨殿、源氏物語ミュージアム、いずれも
事前にリンクをはっておいてあげたら、かなりしっかり読み込んでいた。
読み込んだうえで、質問項目をノートに書いて、旅先で答えを見つけて。
わからなかったことや、足りなかったことは帰って来て本を借りてきたり
家にある百人一首や文学史の本を調べたりしながら。
形の上では立派な調べ学習。

PCを使った調べ学習や、時間割づくりを授業でやっていると聞いた。
「PC使いたい」とむむちゃんが言った時に、自力で使いこなせそうな
ソフトはなんだろうと考えて、パワーポイントを立ち上げてみた。

むむちゃんに使い方の説明と相談しながら、1項目1ページで書くことに。
順序を並び替えたり、ページを付け加える方法も、教えるとすぐ覚えた。
字は打っていき、撮った写真やもらった資料は、ハサミとノリを使って貼る。
HPのコピー&ペーストは、まだできないので、案ずることなし。

むむちゃんが「ママ、天智天皇がまだ天皇じゃないのに、天智4年ってどういう意味?」
一緒に資料を見てみると、たしかに即位のほうがあと。
よくよく文学史の年表を見てみると、斉明天皇没後、天智天皇即位までの天皇空白期がある。
げ、そんなの知らなかった…、いや忘れてる…、かな?
それにしても、むむちゃんは、どうして天皇在位にともなう年号だと気が付いたのだろう?

複雑な内容の中から、説明はされていないことも、
整理して自分の中に取り込んでいく力がついたのだろうか。

集中して、次々と調べたことを書いていった。
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ぷうちゃんに、折り紙を折った後どうするの?と訊くと、
「持ってくよ」と答えた。
あ、そうか、自由研究をどんなふうに提出し、それが飾られたりするものだ、
と知らなかったんだった。
飾るものだから、そのまんま持っていくだけじゃなくて、
何かに貼ったり、置いたりしたほうがいいかもしれない。と言うと、
「じゃ、置く。置く紙ちょうだい。」
色画用紙を一冊渡すと、茶色を選んでふんふん鼻歌を歌いながら、
「まずティラノね~」とティラノサウルスを折り、プテラノドンを折った。
プテラノドンは空を飛ぶんだよね、どうやって空を飛ばせる?と訊くと、
「う~ん、棒!」サランラップの芯を持ってきた。
肉食ばっかりだから、次は草食。
と、トリケラトプスを折り、アパトサウルスを折った。
鼻歌まじり。折り方は、本を見ながらなので、目で見てわかるところは自分で、
わからないところは、次ここどうやるの、と訊きながら。

画用紙に自立させるために、セロハンテープを持ってきて、足をペタペタ貼り付け、
サランラップの棒もプテラノドンを貼り付けて、画用紙に立てて貼り付けた。

やった!できた!と満足げ。
恐竜の名前はどうする?恐竜の種類に先生あんまり詳しくないかも、と言うと、
「書く!」恐竜を立たせた脇の地面にマジックで書いていく。
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なんというか、迷いがなく潔い作りっぷり。


「できた!おなかすいた!」
「むむも~!」
3時間近く、自由研究に取り組みつづけた子どもたち、あっぱれ。
私もお腹が空いた。とっても。
お昼を食べて、一本DVDを見てひと休憩。

むむちゃんのパワーポイントを印刷して、写真も印刷して、
そこから切ったり貼ったりの作業に没頭すること1時間半。
ホチキスちょうだい。はい、どうぞ。

「できた、ママ見て!」
自信作のよう。
誤字や脱字や、資料の切り抜き方を薄目で見逃して、
「よくがんばったね~」

本に書いてありました、時雨殿の人が言っていました、、、。
どの本に・・・を、書かせるべきか・・・。
むむむむむ、心でうなりつつ。
「本当に、よくがんばって作ったね」
まだ時間はあるから、何を足したほうがいいとか、文章を見直したほうがいいとか、
ちょっと先に言う機会はあろう、今日はやめておこうと思う。

こんなに集中して、作り上げた、そこがいちばん大事だから。
できあがったものからだけではわからない知恵とか、知識とか、思考の回路をつなげることだとか、を、きっと必ずしているはずの満足感。
それをよかったね、と言ってあげられるのは今、このタイミングこそだから。

と、自分に言い聞かせる。


私、大嫌いだったな、自由研究。大嫌いな上に、苦手だったな。
自由よりも、課題のあることのほうが、楽だったし、得意だったな。
自由研究に、自分の好きなことを結び付けられるだけで、大したものだと思う。


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本音では、
かるたの練習に、ピアノ発表会の練習に、キャンプに、
あちこち里子に出る綱渡りの生活を元気に乗り切ったり、
学童保育やお留守番で、おとな不在の長時間を乗り切れたり、
そういう体験だけで十分に、
夏休みながらの時間の充実ははかれている気がするのだけれど。

体験や経験や成長という名の無形の夏休みの作品を先生方が受け取れたら、
有形の自由研究がどのくらい必要性があるのだろうか。


そんなことを考えつつも、子どもたちの満足そうな表情。

自分の好きなことをできる自由研究って楽しいな。
夏休みだから自分の好きなことができる宿題なんだ。
もしもそう思えたら、夏休みの宿題の意義を十二分に果たせてる。

子どもたちの自由研究に取り組んだ姿に敬意を表して思ってみよう。

それが、私の今年の夏の自由研究への向き合い方だ。
by shiho_kato | 2014-08-13 22:17 | むむちゃんとぷうちゃん | Comments(0)