むむちゃんの散歩道

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夏休みの日常の過ごし方

先週までは、祖父母たちの手厚い加護のもと、夏休みを過ごしていた子どもたち。

今週は、学校がはじまるまでのリハビリ期間のように、
お留守番、学童っ子として過ごす。

ぷうちゃんは、行きたくないけど、行かないで過ごすこともできないのを100も承知。

私の出勤後、ひとりで学童に出かけることの不安やら、
帰宅時間を3時半にするか4時にするかで涙にくれ、
それもこれも、むむちゃんが送迎対応してくれることで、収まる構図。

朝の私の出勤は、ぷうちゃんがようやく起き出す位の時間、むむちゃんはまだ夢の中。
夏休みだもの、寝たいだけ寝られるのがいいよね、と、一抹の不安を残しつつ、出発。

職場でスマホをとり出すと自宅から5件の着歴に
ぷうちゃんの泣き声だけが残っている留守電が1件。
慌ててかけ直すとむむちゃんが出て、
「足が痛いって泣いてたよ。「むむが先生に話してあげるよ」って言ったら泣き止んだから、児童館まで送っていったよ。」と。

賢明な洞察と、賢明な判断。ありがとうむむちゃん。
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帰宅したら、ぷうちゃんはるんるんご機嫌で、むむちゃんも鼻唄まじりだった。
帰りも迎えに行ってくれたそう。

ぷうちゃんに「明日もむむに迎えに来てもらう?」とたずねると
あさっての方を向きながら、「ふぅぅん」とこたえる。
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翌々日、再び出勤時にぷうちゃんから涙の電話。
「4時ころにかえります、のメモがれんらく袋に入っていない~」
おととい先生に伝えてあるから大丈夫よ、
むむちゃんが迎えに行ってくれることになっているから、大丈夫よ。

それでようやく落ち着きを取り戻した。

むむちゃんさまさま。おねえちゃんはエライ。
かくいうむむちゃんも、1,2年生のころは、
雷がなった、救急車の音がする、風の音が怖い、ありとあらゆる理由で
泣きながら電話をかけてきていた。


ひと夏を経て、子どもたちは成長する。
電話をかけられるようになり、訴えたいことを言葉で言えるようになり。


遅くなった夜、ぷうちゃんからのお手紙が置いてあった。
クッションの紐がとれてしまった件。
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理由の説明と謝罪と、文章も字も、どちらも上手に書けているではないか。
こんなことで怒りません、しかもこんなに立派なお手紙つきなら、
上手に書けたことを、褒めるばかり。
by shiho_kato | 2014-08-27 22:07 | むむちゃんとぷうちゃん