むむちゃんの散歩道

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上橋奈穂子『鹿の王』

上橋菜穂子ワールドがまた一ランクアップした。
上橋奈穂子『鹿の王』_d0134102_17460530.jpg
この本は児童書として位置づけられている。
あぁ、子どもたちが子どもでいるあいだに、これを読むのか、、、。

うらやましい。

身を巣食うものの正体に心澄ますこと。
真に王と呼ばれる人を知ること。
そしてどんなときも人は自然界の一部でしかない。

上橋ワールドの世界観を
子どものうちに身の内に抱きながら
現実に対峙する力を養える子どもたちが
ただうらやましい。

この本と出会えてよかった。
おとなでもいい。
出会えてよかった


by shiho_kato | 2015-02-13 23:02 | 読書ノート