むむちゃんの散歩道

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小学生最後の運動会。長い長い長い一日。

雨の名残も無い、気持ちのよい朝。
運動会日和。


疲れのとれたむむちゃんも、元気元気のぷうちゃんも、
時間にたっぷり余裕をもって、出発した。

入場と、長い長いいくつもの挨拶があって、
ようやく準備体操。
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6年生はいちばん外側なので、よく見える。
保育園からの友だち3人そろって、同じ紅組。3人とも近いところに並んでいる。

小学校の運動会、むむちゃんは今年で最後なんだなぁ、と、ふと。
一年のころ、二年のころ、三年のころ、、、、、
思い出そうとすると、運動会にはエピソードがたくさんあって、次々思い出される。
よく六年間ここまで来たなぁ。

そんなことをぼんやり頭に巡らせていたら、
涙がぽわん。
まだまだまだまだ。
そういう場面ではないでしょ、準備体操だよ。

場所を移して気を紛らわせ。

プログラムの一番目は、ぷうちゃんの40メートル走。
最終レース。
お友達とじゃれている様子にホッとし、
つばの無い帽子が妙に似合い、キリっとしている姿にハッとする。

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自信というのか、「ここは僕のフィールドだ。」
そんな全能感がにじみ出ていた。
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スタート位置につくと、ぐっとそのオーラが強まって、
気持ちがまっすぐゴールに向かっているのがわかる。
(どうか、どうか、転びませんように)
そればかりを祈りながら。

パンとなると、綱を放たれた子犬のように、
思い切りよく駆け出し、駆け抜けて、
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不安も曇りも危うさもひとっかけらも無いまま、
ゴールテープを切った。

我が子ながら、かっこ良すぎる。

ゴールで審判の仕事をしていたむむちゃんが大きく笑みをこぼし飛び跳ねた瞬間に目があった。
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お姉ちゃんの気持ちが蘇ってくる。
運動会の主役だった弟の活躍が誇らしかったかつての自分が蘇ってくる。
ぷうちゃんと弟はよく似ている。


むむちゃんの100メートル走は、ぷうちゃんよりも落ち着いて見ていられた。

ぷうちゃんは誰に負けることも考えていなかったけれど、
むむちゃんは1位にはなれないんだ、と初めから宣言していたから。
思い切って走ってね、むむちゃん。

100メートルは40メートルよりも、やっぱり長い。
コーナーを曲がって、曲がって、がんばれがんばれ、と応援しながら、
ゴールに飛び込む背中をずっと目で追いかけた。

あれ、なんだか速かったんじゃない?あれあれ?
見守っていると、一位のところへ誘導された。
むむちゃんがびっくりして、あれあれ?の困った顔できょときょとしている。
それでも、どうやら一番で入ったみたい。

保育園でもらった黄金の足、まだ健在だったね。
勝負強さは、かるたで鍛えられた精神力かな。
最後の最後に、良かったね。
一緒に走れたのが一年生のときからずっと仲良しのNちゃんで良かったね。

つづくぷうちゃんのダンスは、
「はじめのポーズがカッコ悪すぎる」と、
こだわっていただけあって、活き活きと楽しそうに踊っていた。
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午前中も終盤。
むむちゃんの騎馬戦。
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騎馬の右後ろを担う。
乗っているAちゃんは騎馬戦常勝の女の子だそう。
はさみ打たれる中、粘ってがんばったけれど負け。
大将守り戦も、守り過ぎて負け。
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5、6年生合同の競技。
ここでようやく、かるたに来ている子たちも
見つけて応援することができた。


そして、午前中の締めは低学年のリレー。
ぷうちゃんのもう一つ、力を入れて張り切っていた競技。
給食時間を使っての練習が生きがいのように、
今日はね、今日はね、今日はね、と、毎日毎日話していた。

(どうか、バトンを落としませんように)
練習のときに、転んでもバトンを落とさずにすぐ立ち上がって走ったことを褒められた、
と、喜んでいたので、転んでも大丈夫。心は折れない。
だから、どうかバトンを落としませんように。
・・・親って、どうしてこんな愚かな心配の仕方をするのだろう。。。
我ながら、気の小ささに呆れる。

6番走者。
ほかに同じ保育園からリレーの選手に出ている子がいないので、
みながぷうちゃんを応援してくれて、私がホッとしている。
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一位でバトンが渡される。
バトンリレーの練習の成果、渡される前に少し前に出ながら。
走り始めると、ぶっちぎり。
走るためにここに居る。走るためにここはある。
そんな勢いで、さっきの倍の距離なれど、
最初から最後までトップスピードのまま、
次の7番走者にバトンを渡した。

その時点で二位との差が4分の1周まで開き、アンカーまで。

良かった。

今なら信じるよ。
むむちゃんの「ぷうちゃんは学年でいちばん速いんだよ」
と、応じるぷうちゃんの軽い「そうだよ」の相槌を。


昼食タイム。
お友だち家族とみんなで事前に約束してあった教室でそろってお弁当を食べた。

本日のメインの仕事を終えたぷうちゃんはおしゃべりに夢中。
いつもなら、ぷうちゃんはさっさと食べ終わり、
むむちゃんがいつまでも食べ終われずに、最後は急かしてしまう。

今日は午後の出番と審判のお仕事のあるむむちゃんはさっさと食べ終え、
校庭へ出て行き、
ぷうちゃんはいつまでも食べ終えられず、二つ目のおにぎりを口にほおばって
時間ぎりぎりに走り出て行った。


午後はのんびりした気持ちで。

ぷうちゃんのでかパンツリレー。
ふたりで大きなパンツを履いて、コーンをまわってもどってきて、次の人にタッチ。

ぷうちゃんがペアを組んだのは、先生の思惑なのか、走力や身長がちょうど合うのか、
一年生の時にぷうちゃんとトラブルになった女の子。学校に面談にまで行った。

他のみなが、パンツを履いてふたりで手をつないで走るところを、
ぷうちゃんは速く行くぞ、の素振りで、ぐいぐい走った。
彼女が手をつなごうとしてひじをつかまえるのを振り切るように。
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ひっぱられた彼女が転んだりもせず、めげる事もない、
心も体もタフな子で、ただただ良かった・・・。


そして、最後はむむちゃんたち六年生の組体操。
一人の技、片手バランス、
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V字バランス、
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ブリッジetc丁寧に着実にきめていく。

二人組の技、
補助倒立も
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肩車も
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サボテンも
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組んだY子ちゃんと息を合わせながら。


3月から家で練習してきた。
もう、前が霞んでまともに見られない。

隊形を組んだ富士山やおうぎや滑り台。
最後にピラミッド。
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終わって4,5人ずつ最前列に出て礼をして駆け戻ってくる。
駆け戻ってきたゲートで、次々と戻ってくる仲間たちを名を呼んで拍手で迎え、肩をくみ、抱き合って讃えあって。
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彼ら彼女らの、最後の運動会。
この友だちと六年間やってきた。
この友たちと共に迎える運動会はもう二度と無い。


一緒に見ていて、泣けるね、とママ友と互いにもらい泣きし合った。
彼女と一緒にもらい泣きすることも、二度とないんだ。

むむちゃんと一緒に過ごしてくれた友たちにも、
小学校に入ってから出会って仲良くなったママ友たちにも、
六年間ありがとうの気持ちがこみあげてくる。

六年間、あっという間だなぁ。
きっと、これから三月まで、こんなふうにことあるごとに、
小学校最後の、、、と、思うのだろう。


胸がいっぱいになりながら閉会式。
終始劣勢だったむむちゃんたち紅組、
最後の高学年のリレーと全校生徒の大玉転がしで逆転して勝った。

ぷうちゃんの白組は負けたけれど、ぷうちゃんは思いきりよく
気持ちよくがんばれたので、満足そう。


運動会。

むむちゃんの運動会は、次は中学生。

ハラハラしたり、ドキドキしたり、親として励ましたり応援したり心配したり、の
役割はもう必要なくなるのだろうな。
寂しさと荷を降ろす気持ちとが綯交ぜになる。



子どもの時間、あっという間なんて、ウソだ。
毎日毎日が精一杯だ。
と思っているけれど、
いま少し、あっという間、と表現したくなる気持ちがわかる気がした。


ステキな一日をありがとう。
ステキな時間をありがとう。

むむちゃん、ぷうちゃん、仲間たち。


居てもたっても居られなくて
終わった後のありがとうラン。
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by shiho_kato | 2015-05-17 19:29 | むむちゃんとぷうちゃん | Comments(0)