むむちゃんの散歩道

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おぼろな記憶とたしかな記録―ぷうちゃんの宿題

ぷうちゃんの今週末の宿題は

「0歳と1歳のときのこと」

そのころの写真とともに、インタビューして様子を聞いて書く。というもの。


数日前から写真選び。
むむちゃんとぷうちゃんふたりでゲラゲラ笑いながら、脱線脱線、また脱線。
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1枚ずつには絞り込めずに何枚も選びだした。


インタビューの内容は、
「0歳」は、生まれた時のこと、体重や、泣き声や・・・
「1歳」では、好きな遊び、好きな食べ物、好きなこと・・・

プリントに例示された質問と答えを見ながら、
うーむ。。。。頭を抱える。

どうしよう、ちっとも覚えていない。
何を食べていたっけ?
何して遊んでいたっけ?
何が好きだったっけ?


うーん、うーん、うーんと首をかしげたり、天を見上げる私に、
いぶかし気なぷうちゃん。

あ、そうだ!と思いついて、このブログの初期の頃を開いてみた。
あったあった。

そう、たしかぷうちゃんが生まれたころに書き始めたんだっけ。


インタビューの答えになりそうなエピソードを拾い、
声に出して、ぷうちゃん、むむちゃんと読んでみる。


はじめて歩いた日のことが綴られていた。
むむちゃんとふたりで大興奮して、見守ったらしい。
読みながらなおおぼろにしか思い出せないのは、私ばかりではなくむむちゃんも同じ。
だけれど、たしかにその日がぷうちゃんの歩行記念日。


「大丈夫」の記事に出くわした。

私のそのころの口癖は「大丈夫」だったらしい。
ぷうちゃんが覚えたいくつめの言葉だろう「で、じゃぁぶ」(大丈夫のこと)
さむくない?「で、じゃぁぶ」
あしつめたくない?「で、じゃぁぶ」
おようふくきつくない「で、じゃぁぶ」
一歳のぷうちゃんと私はそんなやりとりをしていたのだ。


「不安な時、危うい時、乗り越えられるかな、と、迷う時
もうだめだ、とあきらめそうになる時
いつも呪文のように唱えてきた言葉「大丈夫」
これからはもっと大丈夫、
もう、ぷうちゃんがそう言ってくれるようになったから」
と結んでいる。

「で、じゃぁぶ」の響きが可笑しいと、
ぷうちゃんはただただ笑い転げて、何度も「も一回読んで、も一回!」


ページをめくるたびにハッとして、
記事を読み止めることができない。

「これがかつての私たちなのか。」



通り過ぎて忘れてしまったあの頃の「私」は、
むむちゃんの賢明さに敬意を抱きながら、
ぷうちゃんの日々の学びに驚きを覚え、
ふたりとの一日一日を、ひとつひとつの出来事を、胸にお守りのように抱きしめるように生きていた。

読み返してあらためて、むむちゃんの私への支え方は、ひとつひとつ、どれをとっても息をのむものだったと気づく。
その珠玉のエネルギーを毎回毎回、毎日毎日もらっていたことに気づく。
それのおかげで、生かされていたことに気づく。

記録していて良かった。
読み返して、なぞり返して、ふたたび私は力をもらい直している。



家族として、生きるパートナーとして、むむちゃんとぷうちゃんが常に一緒に居たから、
今、ここに私はこうして幸せな41歳を迎えられている。
どれだけの感謝も御返しも、してもしたりない。

そのことに気づかせてくれたぷうちゃんの宿題。
by shiho_kato | 2016-02-06 18:00 | むむちゃんとぷうちゃん | Comments(0)