むむちゃんの散歩道

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ぷうちゃんのブルーマンデー

ぷうちゃんが二学期になって3度目の無断欠席。

先週の月曜日に二度目、今週連休明けの火曜日に三度目。
二週続けてになってしまった。

先週は朝から冴えない様子で、ぐじぐじ言ってたので、学校から電話がきた時に「やっぱり」の気持ち。
自宅に電話すると、すぐにぷうちゃんが出た。所在がわかればいいや。

今週は、冗談まじりな「今日も休んじゃおっかなー」。前日もご機嫌よく過ごしたし、先週のような予兆は見られないので、間に受けずに「毎週になるのはやだなー」とか言いつつ持ち物の確認だけをして、先に家を出た。
学校からの電話は、なので不意打ち。しまった、朝のあれ、もちょっと受けなくちゃいけなかったか。。。
自宅に電話しても出ない。「出ない」選択をしてるだけで、出られなかったり居ないのではないのだろう。

先週同様に、生活指導の先生が訪問して所在確認をしてくれるそうなので、お任せした。


前回は、ちょっかいを出しがちな友達に好かれちゃって「大迷惑」が「もう嫌」に発展。

今回は?
ようやく連絡が取れた夕方の電話で「勉強して頭良くなっても意味ないもん!!」
むむむ、哲学的、電話せ簡単には聞けないや。帰ってから話をきかせてね、と電話を切った。


帰宅後1時間半、ふたりで話をする。
と言っても、私のQにぷうちゃんのA。

何を考えているのか整理したいな、、、と思いながらのQは、どんどん愚問化。
考えを聞くからダメなんだ、何をしていたのか、何をどう感じていたのかを聞こうと、路線変更。

朝は1度家を出て、途中で戻って来たそうだ。クラスの友だちともすれ違い声をかけられたとか。
卵とハムとチーズで料理をしたり、図書館に行って本を二冊読んで、ブランコに乗りに公園に行ったり。
図書館に行こうとしたのが下校時間だったから、友だちとすれ違って声をかけられたとか。
先生が訪ねてくるかもしれないと思って電気を消してひっそりしていたけど、お昼ご飯を作ろうとした時に来たから油断していて出てしまったとか。

小さな冒険、動揺、気まずさ、開放感、、、。

一日休んで、ずいぶんいろいろ体験したんだ。面白いじゃない。
そう、私ははなから休むことそのものを問題にしているわけじゃない。

なのに、なんだろ、この腹立たしさと焦燥感は。
少し考えて気づく。今回は、電話に出なかったことを、私は、きっといちばん気に病んだんだ。
ぷうちゃんが私を信頼していないことがわかったから。

「電話でママにいろいろいろいろ聞かれるのがヤだった。」
その言葉が突き刺さった。

もう、やりとりはいいや。私の言いたいことだけ言ってしまおう。
「ママは、ぷうちゃんがおウチに無事で居るのかどうか、知りたいの。ちゃんと食べれているのかが知りたいの。一日中連絡取れなくて、もし誘拐されちゃっていたら、もし事故に遭ってて学校にも家にも居ないんだったらって心配しながら一日過ごしたら、一日で1kg痩せちゃうよ」

それまで硬く俯いていたぷうちゃんは、びっくりした顔をあげて、次の瞬間笑った。
「ママ、一日で1kgも減っちゃうの!?」

そうだよ、心配で心配で、心配ばっかりすると痩せちゃうんだよーー。
ぷうちゃんはへーそうなんだ、と笑った。

もう一度聞いてみた。学校でイヤなこととかあるのかな。
ぷうちゃんの笑顔が歪んでポロっと涙をこぼして言った。

「だってさ、誰にも話しかけられたくなかったんだもん」

誰にも?

おんなじこと何回言ってもまた同じこと言わされたり、鬼ごっこしてて楽しかったのにかくれんぼに変わったり、先生に何回注意されても同じことしたり、ダメだよとか違うよって言うと暴力って言われるし、、、。そういうのがヤなんだよーー。

やっと、言えた。

言ったことが100%では無いのだろうけれど、今まで連ねていたいろいろな理由よりも大きくつかえていた塊をポコッと吐き出すことができた。
ように、見える。

今日はこれで十分だ。


********

教室という空間の中で起こる、有象無象の簡単に秩序からはみ出る世界に、時々疲れてしまうのか。
集団の中での、揺れ動くダイナミズムに流されるには、ぷうちゃんは硬過ぎるのか。


安心してばかりは居られない場所で、緊張の度合いのチューニングが振り切れそうになる感じ。
小中学生のころの私は、とにかくそれとの戦いで消耗していた。

むむちゃんはそういうこと無く、するりとゆるりと抜けて行くことができているようだけど、ぷうちゃんは私に似ているのだろうか。
だとしたら、気の毒だ。
深刻になりすぎないように、ぼやっとゆるめたり、他に気を逸らしたりしながら、やり過ごせるエネルギーだけはしっかり溜められるように、そのためにできることは何だろう。

********

話を終えたあとのお風呂の時間に「ママ体重計ってみたほうがいいよ」
体重がツボらしい。

翌朝は一緒に家を出て学校に行った。
先生には週初めのブルーマンデーと、次週からは週初めは一緒に登校することを伝えた。
三度目になるのでスクールカウンセラーに相談という手もありますので、とのこと。
まだ、必要ないかな。

翌々朝「一緒に出ようか。」と声をかけると、「なんでひとりで行くよ」と。
ひとりで行ける?と重ねると、「休まないよ、大丈夫に決まってるよ!」と。
苦笑。深めすぎないように気を付けよう。
それとも、もしかして、体重を気にして明るくふるまっている?

出る直前にもう一度振り向いて、顔つきを見やる。
今日は、大丈夫そう。





我が家の聡明なむむちゃんと、一本気であそびの少ない私との、3人の生活では、ぷうちゃんがいちばん逸脱している。
ある種、潔癖すぎる状態にあるんだろう。、そうとわかれば無軌道に漂うことが不快ばかりではないことを体験する機会を探したり作ったりしよう。

そして一番は、私が、深刻に固く、そればっかりを考えすぎないようにってことだ。



by shiho_kato | 2016-10-13 18:37 | むむちゃんとぷうちゃん | Comments(6)
Commented by kato_jiro at 2016-10-14 16:48
ぷうちゃん、ちゃんと学校いってえらいね。
もしかして、誰かさんの体重きにしてるの。「わらい。」
ひななんか、学校、今しゅういってないよ・・・。「1日も」
まあ具合悪かったんだけどね。点滴がよい…
ともかく偉いよ。ぷうちゃん。3回言ってないのがあれだけど…「ははは…」
Commented by kato_jiro at 2016-10-14 16:58
ごめん。誰か書いたの忘れてた、ははは…
ちなみにひなだよ
というわけでさいならー
Commented by kato_jiro at 2016-10-16 18:26
志保ちゃんへ
ここでは関係ないけれど、もっと文章を増やしてね。
無理はしなくていい。

ひなたより
Commented by kato_jiro at 2016-10-18 17:17
おーい……
いい加減きずいて……
はあ……
Commented by shiho_kato at 2016-10-31 20:21
点滴大丈夫だった❓
ひなちゃんのコメントちゃんと読んでるよ〜^_^ つむ
Commented by 日菜詩 at 2017-02-13 14:32 x
う…どうも。