1ヶ月も前から楽しみにしてきたぷうちゃんは、毎日、あと十日、一週間、四日、二日、あと一日とカウントダウン。
そして今朝、むむちゃんより早く起き出して「今日誕生日だね😊」と小さな声で私に耳打ちした。
いただきますに続けて、お誕生日おめでとう!と言ったら、ぷうちゃんは低く渋い声でおめでとうと重ねた。
お夕飯は、グラタン。
ぷうちゃんのときも、私のときも、これで定番化?
ケーキはチョコレートケーキ。ぷうちゃんのときと同じケーキのリクエスト。この何年も続いた雪コロクッキーからチョコレートケーキへ。
ごはんの後のろうそくタイム
に、続けてプレゼントタイム。
ぷうちゃんは1ヶ月以上前に、児童館の下敷作りの講座で、むむちゃんのプレゼントの下敷を作っていた。ちはやふるのポストカードと、アルファベットの文字を並べてむむちゃんの名前もいれた。
むむちゃんは、「なにこれ〜〜!これ作ったの?ぷうちゃん作ったの?どうやって作ったの?すごーい!!」と歓声をあげ、見えるところに貼るね!と、ピアノの上に飾った。
私からは、先出しのちはやふるのDVD上の句、下の句。なので今日は何も用意するつもりは無かったのに、昨晩ぷうちゃんがひそひそと「むむがママの靴下かわいいって言ってたから、プレゼントにすれば?」とまん丸の目をくりくり。
あぁ、、、。
今日の帰宅時に迷った挙句、靴下のプレゼントを買いに走る。
まったくお姉ちゃん思いが過ぎる弟ですこと。いったい私は誰を喜ばせようとしているのやら。
こんなにむむちゃんの誕生日を楽しみにできるぷうちゃんと、ぷうちゃんに誕生日を楽しみにしてもらえるむむちゃんと。
どちらともを誇らしく羨ましく思う。
あとどのくらいこんな風にいられるのかな、と、寂しくも思う。
お誕生日おめでとう、むむちゃん。
おめでとう、プレゼントに成功したぷうちゃん。
そして、
13年間こんな子どもたちのお母さんでいられた私に。
おめでとう。