むむちゃんの散歩道

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本を読む「自由」

地域研究(宿泊学習・修学旅行)ウィークの直前、
「地域研究で読みたいので」と数人続いた。
移動時に読む本だそうだ。

ふわっと、明るい気持ちになった。


・・・

電車移動の時間は、絶好の読書タイムだ。
団体行動が苦手だったので、修学旅行とかキャンプとか合宿とか、グループで動く時間が長い行事は、ツライ。

行く前から緊張がはじまる。

実際、行ってしまえば、みなとの時間や新たな場所を楽しむことができたりことの方が多いのだけれど、
あぁ、これから数時間、数日、ひとりになれないんだなー、、、と思うと気が重くなる。
(小学生のときは、おそらくはその緊張も相まって、修学旅行当日に熱を出し、お休みした)


この団体行動で、何より厄介なのは本が読めないことだ。
せっかく長い時間電車に乗るのに。
興味がイマイチ持てない話題にも耳を傾けてみると、面白かったりもするのだけれど、

(あぁ、本が読みたい。あの続きが読みたい。)
ぼんやり中空に心を飛ばしながら、その場に居ることも少なくはない。

本を読まぬ時間を長く続けるというのは、私には苦行なのです。


・・・・

生徒たちが、地域研究で読むので、と本を借りていく姿を目の当たりにして、
なんとも清々しかった。



彼らは、読むんだ。

移動の車内で、あるいは着いた先のお部屋で。



あぁ、私にそうできる「自由」が身についていたならば。
修学旅行はさぞや、楽しく軽やかに過ごすことができただろうに。

本を持って行くことは禁止されていたのだろうか?持って行っても良かったのだろうか?
それを確かめることさえできなかった当時の私はなんと不自由だったことか。



走っていたり、かるたをしていると、練習や試合での遠征がある。
できれば、この移動の際にも、ひとり本を読んでいたい。
一緒に居る相手がむむちゃんだったりまささんだったりすることをのぞいて、
おもむろに本を取り出し広げることを躊躇し、逡巡の後にようやく開く。

開けるようになっただけ、成長したような気がするけれど、
私はまだ「自由」の獲得がうまくいっていないなー。と思う。


もし、ご一緒のときに私が本を読み始めたら、
私の自由を保証してくださっているのだと、思って欲しい。



by shiho_kato | 2017-05-17 11:14 | 私ノート | Comments(0)