たまたま、AIとか、プログラミングとか、DeepLearningとかいう単語を学ぶ一日に遭遇した。
すこし、知っておいた方がいいのかな。。。
苦手分野だけど。
『三月のライオン』や『聖の青春』で、急速に親しい人になったような気がしている羽生善治さん。
親しい人の書いた本なら読めるような気がして、羽生善治『人工知能の核心』
1996年にプロ棋士にとった「コンピュータがプロ棋士を負かす日は?」というアンケートがあるそうだ。
他の棋士が否定するなか、羽生さんだけが2015年にその日が来ると回答していたそうだ。
その羽生さんが、NHKスペシャルの番組製作に協力して、AIを開発しているグーグル・ディープマインド社や、研究者、開発技術者を訪ね歩き、話を聞きながら書いた本。
すっと読むことができた。
読み終えての感想です。
もうね、政治家とかよりもずっとずっとAIの方を信じるよ、私。
客観的なデータの蓄積と、試験による経験の蓄積で、偏向無く判断してくれるAIの方を信じる。
どこからどのくらい税金を取り、どこへどのように振り分けたら、より社会の公平性が増すか。
なんてこと、きっと、ぱぱっと計算して、組み立ててくれるだろう。
政治家とか、行政マンとか、私利私欲とか名誉とか権力とかに左右される人たちに決めて欲しくない。
その法律、今このときに作る必要があるかどうか、法律の内容の有効性や妥当性も、きっとデータからモデル作成まで、AIにはかってもらった方が、納得のいく結果を示してくる気がする。
数年後に無くなる職業に、政治家が入る日がきたらいいなと思う。
人の命というのか、人の人生というのか、私たちの生きているこの土台を、好き勝手に揺るがせにする彼らに何らの職業意識があるとは思えないし、税金の中から高い給与を払うほどの仕事をしている人としては認定できない。
もちろん、AIにプログラムする「ヒト」の偏向が入る可能性があって、そこが限界なのかなとは思う。
でも、読むに連れて、入れるデータをさえ間違えなければ、そんな偏向も均してしまうほどに、彼らは勝手に(?)経験値を圧倒的な量、重ねていく。
私にはその技量がないから、誰かプログラミングに着手してくれないかな。
日本の歳出予算配分を決めるAI、日本の借金を0にしていくロードマップを描くAI、子ども(に限らず)の貧困率を下げる政策モデルを作るAI。
どんな試案を見せてくれるのか楽しみ。
ヒトが作ったそれらよりも、確かなものを見せてくれるような気がするんだ。