3連休の真ん中。
ぷうちゃんの誘い出しに成功して、一緒にお山へ。
西武線のレッドアロー号に乗って。
向かった先は「高麗駅」
駅を降りて、標高305mの日和田山を目指す。
暑い。
女坂、男坂、見晴らしの丘経由の三つの経路で山頂を目指すことができる。
分岐路から道を見上げて、ぷうちゃんは迷わず「男坂」へ。
岩がゴロゴロしていて、歩くというよりもよじ登る道。
だらだら歩きでは(私基準で)直ぐに疲れた疲れたと言い始めるぷうちゃんが、岩よじ登りでは、スイスイ、グイグイ、先へ先へと登っていく。
小猿さながら。
そうか、こういうアクロバティックな道が好きなんだ。
まだかなぁ、と言い始めてすぐに、見晴らしが開けた。
わぁいい景色。
足元を見下ろすと、こんなところをよくよじ登れたね、っていう岩の道だった。
頂上はもう少し先。
ルンルンな気持ちになっているので、そこからもスルスル。
てっぺんに到着。標高305m。
駅から40分足らずで登りきることができた。
いま来た道は、下りは危ないよね、と合意したので、
下りは「女坂」から。
ところどころ、岩をつかまりながら下りるところもあるけれど、ほとんどはたったか歩ける山の道。
あっという間に下りきってしまったら、暑い。
山の中は木陰が多くて涼しかった。
わずか300mでも高いところは、気温が違う。
高麗川の水は冷たくて気持ちがいい。
高麗駅の近くには、曼珠沙華と秋桜が一面に咲く「巾着田」があり、三年前の同じ時期に秋桜を観に行ったことがある。巾着田でお弁当の案は却下され、奥武蔵グリーンラインチャレンジのフィニッシュ会場の小学校でお弁当を食べた。
奥武蔵グリーンラインチャレンジは、昨年私も走った、600m上って600m駆け下りてくるコースを走るフルマラソン。私は二週連続のフルマラソンになってしまうので、今年は回避。
ラン仲間の、つちのこさんと、マサさんと、かっちゃんと、もうふたりが走っている。
きっと、あの向こうの山の中のどこかがコースなんだ。
学校に着いたら、つちのこさんとマサさんはゴールしていた。
お弁当を食べ終わったころにかっちゃんがゴール。
バカみたいに坂しかないコースなのに、終わったあとはみな楽しそうだ。
あとのおふたりは待たずに、マラソン会場から送迎してくれる「武甲温泉」直行のバスに乗った。
温泉はランナーで混み合っていたので(女性の方はそうでもない)、ぷうちゃんはのんびり入れず不満だった模様。
帰りもレッドアロー号で、乗換0で池袋まで。(電車での乗換移動の方がタイヘンに感じるので、特急料金はかかるけれど、今回はレッドアロー号を使って正解)
帰りの車内でも起きて指ゲームやしりとりをして過ごしたので、このくらいのお山歩きはそれほど疲れないんだね。わかったぞ。
私が山を登るときの、コース選択に力を貸してくれるのは
『4歳から登れる首都圏の親子山』
必要なときに図書館から借りていたけれど、もう何度も借りてこれは手元にあったほうが便利な本だとわかったので、購入。
本に書かれた予定では高麗駅から出発して日和田山にのぼり、同じ道を通って高麗駅に戻る往復で1時間50分。
ぷうちゃんと私の工程では1時間半。
我々の走力、登山力は、この本に準拠していれば、そうそう大きく時間を読み違えることがないとわかった。
ぷうちゃんが、もっと高い山でも大丈夫と言っているので、岩岩していてよじのぼりながら進む道が多いお山を、この本から探そうっと。
ぷぅ「富士山、登ってみたいなー」
それは、もちょっと先の話かなー。
高尾山が555m、日和田山が305m。
私も、まだ1,200mくらいまでしか登ることができないからなぁ。
でも、いつか。きっと。