月曜日、むむちゃんは学芸祭の振替でお休み、私の誕生日。
むむちゃんが、かぼちゃのシチューと、お誕生日ケーキを作ってくれた。
力作っ!!
うれしい、美味しい、プレゼント。
ぷうちゃんは、「いっしょにどこでも券」を15枚もくれた!
むむちゃんは、かるたの取り札対戦表を記入するノートをくれた!
いっしょにお出かけ、かるたの応援をこれからも、がうれしい。
美味しいね、美味しいね、と言い合いながら、
あんなことあったね、こんなことあったね、話が弾む食卓。
ぷうちゃんは「かきくけこ」が言えなくって、「たちつてと」だったよね。
むむが「かっ!」「こっ!」って教えたんだよね。
むむちゃんはぷうちゃんにいろんなことを教えてくれる。
ぷうちゃんは、「か、こ」が言えるようになったときには、ひたすら「か、こ」を言い続けた。
字を書けるようになったときには、時間を忘れて字を書き続けた。
言葉が言える喜びも、字を書ける喜びも、人に思いを伝える喜びであると、私はむむちゃんとぷうちゃんに教わった。
ぷうちゃんもお誕生日ケーキ作った。
果物いっぱいのせたヤツ。あれはすごい覚えてる。
ぷうちゃんは、いつだってむむちゃんが大好きだ。
むむちゃんは、いつだってぷうちゃんが大好きだ。
私が、自身の誕生日をスルーしてしまおうとしたときに、
むむちゃんが、むむがケーキ買ってあげると言ってくれたこともあったっけ。
あのとき、踏みとどまって良かった。何があっても、特別な日。
生まれてきたことを、生まれてくれたことを、祝う日。
話しながら思い出しながら、そのときのことを確かめるように「むむちゃんの散歩道」を開き、
あれこれ記事をひろって、一緒に読む。
そういえば、こんなことあったね。
ひとっかけらも覚えてないけど、こんなことがあったんだね。
読みながら、お腹を抱えての大笑い。
むむちゃんとぷうちゃんは、布団に潜っても、頭をつきあわせて読みながら、
あのときね、このときね、どうだったけ、そうだったね。
話が尽きず、笑いが尽きず。
どのページにもどのページにも大好きが溢れていた。
気恥ずかしいくらい。
泣きたいくらい。
私たちのつむいだ一日一日を、書きとどめてくれたかつての私。
取り戻せない日々を、刻み残してくれたことに、感謝。
過去の私へ
幸せな誕生日を、こうして迎えることができました。
むむちゃんもぷうちゃんも、ステキに育ってくれています。
愛情深く、子どもたちを育ててくれてありがとう。