むむちゃんの散歩道

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特別展「堀越保二 野鳥と自然をみつめて」@大田区郷土博物館1/7~3/4

大田区郷土博物館で、「堀越保二展」が始まった。

堀越保二さんは、地元の親友のお父さんで、日本画家。

年賀状の魚拓を模した作品が精密であること、自宅で天井まで届くキャンバスを無造作に壁に立てかけてあること、合鴨をつかってお米を作ることを試みていること、野鳥が好きなこと、は、知っていても、作品をまじまじと観たことは無い。

ほど近い場所で特別展を催すというのだから、行かないわけがない。
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鋭くとがった「おじさん」の作品は、あたたかく繊細でやわらかい美しさ。
雪が似合う作風だった。

そうなんだ、こんな世界を生み出していたんだ。
もっと尖った、近寄りがたい絵を想像していただけに、拍子抜け。
特別展「堀越保二 野鳥と自然をみつめて」@大田区郷土博物館1/7~3/4_d0134102_16533914.jpg

「上手に書けるようになるにはどうしたらいいですか?」
と訊ねた子どもへの回答が、丁寧で生真面目でごまかしがなくて、
おじさんは、こういう人だったんだ、と思ったら、なんだかホッとした。

会期中に必ず、むむちゃんやぷうちゃんを連れて行こう。



by shiho_kato | 2018-01-11 16:42 | 社会&地域&子どもノート