むむちゃんの散歩道

mumugi.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

村山早紀『百貨の魔法』

本屋大賞の候補作になった『桜風堂ものがたり』の姉妹作。
d0134102_20575807.jpg
月原一整が勤めていた書店が入っていた百貨店を舞台にした物語。
デパートではなく、百貨店。

百貨店の中に入るお店それぞれに、それぞれの物語を有していることを教えてくれる。


こころみに、白猫を用いないでこの物語をトレースして書き直してみたら、きっとすごうくいい小説になるような気がした。

村山早紀の小説はほわんとあたたかい。
木枯らしの吹く、染み入る寒さに負けそうになるこの季節に読むのに、ぴったりだ。



# by shiho_kato | 2017-11-15 13:01 | 読書ノート | Comments(0)

あーちゃんのりんご

あーちゃんから、今シーズン3箱目のりんごが届いた。

いよいよ「サン・つがる」の季節。
りんごのこしひかり!?
d0134102_20585175.jpg
蜜が入っていて、しゃりっとしていて、本当に美味しい。
隙間に私の好きな干し柿がちょいちょい詰めてある。

りんごが届くと、お友だちにりんご便を届ける。

自転車でビューンと出かけ、なかなか顔を合わせて話すことの無くなった友人たち、子どもたちと、
お話するきっかけになっているんだ。

今年も、みんな元気に冬を過ごせますように。

あーちゃんとたかてるおじさんが、私たちのために願ってくれているはずの健康を、
私たちは、私たちの友だちにまで広げる。


心も体も元気にしてくれる、あーちゃんのりんご。




ぷうちゃん、むむちゃんがひそかな楽しみとしているおじさんの一言メッセージ。
d0134102_21000550.jpg

# by shiho_kato | 2017-11-14 20:50 | ありがとノート | Comments(0)

唯川恵『淳子のてっぺん』

田名部淳子さんに、生前いちどお会いしたことがある。

すごい偉業を成し遂げた方なのに、静かにそっと立っていた。

人を圧することの無いように、最高峰の山を登る圧倒的なオーラもエネルギーも、
そっと仕舞いこまれていた。

最近、年に何度か登山をする。
無言で、ほんとうにこの先頂上に行き着けるのだろうか、という不安を押しやりながら登った山は750m程度の山だったりする。

山に登るって、大変なことなんだな。
2,000m、3,000mの山に、泊りがけで登るってどんなだろう。
恐ろしさと、不安と、退屈と、身を助けるのはこの身しかない心細さと。

登るまでは、42km走るほうが大変だと思っていた。
比じゃなかった。
走るのは右足と左足を交互に出せばいいだけだ。
給水や給食は出してもらえるし、仮に自分で背負っても大した量ではない。
足を痛めて走れなくなったとしても、ちょっとなんとかすればすぐに助けに来てもらえる。

山で、助けを得ることは、ほんとうに大変だ。
d0134102_19533851.jpg

『淳子のてっぺん』を、
ぞくぞくしながら読んだ。

どんな環境の中でも安定して健康な心と健康な体を保ち続けることができること。
どんな場面でも次の一歩次の一歩を諦めずに踏み出すことができること。

静かな強さ。
それが山人だ。


唯川恵がこんなふうな小説を書くと思わなかった。
とても良かった。
もっと、こうやって静かに生き抜いた女性たちを取材した小説を書けばいいのに。
架空のありそうな恋愛小説よりも、強く惹きつける力があるのだから。


# by shiho_kato | 2017-11-13 16:41 | 読書ノート | Comments(0)

作家LIVE11月「谷川俊太郎さんと俵万智さん 朗読とトークの夕べ」

谷川俊太郎と俵万智の対談なんて、
なんてなんて贅沢な組み合わせ。

それを無料で聴けるなんて。

抽選だったのか、抽選にはならなかったのかわかりませんが、
日曜の夜に朝日新聞本社へ出かけてきました。
d0134102_19580653.jpg

言葉は、意味だけではなくて音である。

これだけデジタルな社会になると、ぐるりとまわって肉声は、貴重で価値のあるものになるのでは。


そのふたっつのメッセージを、ふたりのお話から聞くことのできる1時間。

それぞれに、一冊ずつ、自身の翻訳した絵本を朗読。
俵万智の朗読は、ほんとうにステキだ。

少し低めの落ち着いた声。
あたたかさもやわらかさもありながら媚びない。
景色が、心の様子が浮かぶ。
d0134102_19585377.jpg

かつて20年以上前に私に
日本語を、読みながら書きながら音の聞こえてくる言葉であることを教えてくれたのは
谷川俊太郎だ。
音の聞こえてくる言葉を書くことを教えてくれたのは、
谷川俊太郎だ。

そのまま20年を過ぎ、書けるかどうかは断言できないけれど、読みながら音の聞こえてくる文章が好きだ。


かつて30年前に私に
心をよぎるあれこれを真空パックにして永久保存するための言葉を教えてくれたのは
俵万智だ。
「いま」の気持ちを言葉にすることを大切に、、、の思いは、
「いま」の自分を大切に、、、に、スキップして、
私の中に立ち現れる言葉は、私を守ってくれた。
最近ではすっかり怠け者になってしまって、とどめおくことなく流してしまっている。

それだけ、「一生懸命自分を大切に」と思わなくても良くなった証しかもしれず、
それだけ、私よりも大切な者たちをこそ大切に、と転じたのかもしれず、
でも、少し前にゲラゲラ笑って読んだブログの記事などを見ると、
私よりも大切な者たちに、大切なんだよ、と伝えるのは、そのときその瞬間の言葉たちであったことに、いままた気づく。


そんなことをゆっくりと考えることのできる時間を過ごさせてもらった。

時間を止めることができる。
そういうちいさな余裕が、ふたたび私の人生のステージに、とり戻されつつあるんだなー。
生きてみるものだ。


# by shiho_kato | 2017-11-12 21:20 | 私ノート | Comments(0)

小学校のおまつりと東京タワー

ぷうちゃんの小学校のおまつり。

PTAの広報委員会からも、ゲームで出展する。
このお祭りで、小学校の広報委員会のお仕事はひと段落。

風は強いけれど、雨が降っていなくって良かったわ。
このお祭りには毎年お友だちと一緒に参加するぷうちゃんとは、会場で会おうね!

今年は9時から準備、10時から13時半の開催に、15時くらいまでのお片づけ。
おうどん(豚汁)に、おもちに、焼き芋に、焼き鳥に、フランクフルトに、パン。
サッカーに、バスケに、剣道に、わにわにパニックに、文字探しオリエンテーリングに、昔遊び。

遊んだり、食べたりしながら、過ごすぷうちゃんを眺めつつ、
d0134102_20060794.jpg
小学生やもっと小さい子どもたちとおしゃべりしながらゲームのお仕事。
いい土曜のひとときでした。



ささっと片付けも終えて3時過ぎには解散。
ぷうちゃんとまだまだ遊べる時間があるぞ。

出かけなくっても良かったのだけど、数少ないお出かけチャンスなので、東京タワーへ。
外階段を歩いて登るのに挑戦。
d0134102_20071377.jpg

d0134102_20074636.jpg

d0134102_20084165.jpg
東京タワーのワンピースの公式グッズのお店「むぎわらストア」で、むむちゃんへの誕生日プレゼントを買って、
クリスマス気分を先取りして
d0134102_20104172.jpg
芝公園を横切って、帰った。


なんだかんだ、一日外で遊んで過ごした。

当たり前のようで当たり前じゃない、貴重な一日の出来上がり。





# by shiho_kato | 2017-11-11 18:08 | むむちゃんとぷうちゃん | Comments(0)