むむちゃんの散歩道

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ぎこちなさ2 ~夜のファーストフード店~

今日は残業可能な日。

出先から、帰宅途中の乗り換え駅で降りて、
モスバーガーで仕事の続きをする。

ネットカフェの方が便利と教わったけれど、
一度も入ったことがないので、躊躇。
結局ファーストフードのお店へ。

ファーストフードのお店もめったに入ることはない。
しかも、夜の時間には、いっそう。

コンセントがあって、PCをつなげることに驚く。

シニアの店員さんが張り切って働いていることに驚く。

さまざまなお客さんがいる。
仲がいいのかどうかよくわからないカップル。
ちょっぴりとしのいったおばさま二人連れの友だち同士。
テキスト片手にネクタイ姿のまま勉強するサラリーマン。
派遣社員のクレームを効く辛抱づよく聴く営業マン。

学生時代に、レポートや試験勉強を
ファミレスやファーストフードのお店で
すると言っていた友だちがいたなぁ・・・。

場にそぐわないような、
ぎこちない、キモチで、2時間半。

この社会は、知らない時間、知らない場所、に、満ちている。
私の生きている宇宙はとってもちっぽけで、
知らない世界が広がっていることに、なぜだか、ホッとする。
# by shiho_kato | 2009-03-11 22:35 | マラソン、かるたノート

ぎこちなさ ~働きはじめる人へ~

平日のお休みの日には、
普段、出会わない人と、出会う。

不況のためか、仕事に出る人が増えたのだろう。

仕事に、慣れない感じ、の人と、
次々と出会った。

両手で品物を大切そうにカゴから取り出し、一度台に置き直してから、
バーコードを読み込む、レジの店員さん。

オーバーアクションで、
身振り手振りに、とっても親切な声掛けの
工事現場の交通整備のおばさん。

お休みの日、だから、
ぷうちゃんも一緒だから、
その、やや時間のかかる丁寧さが、
むしろ好ましい。

職業意識は高いことが望ましい、
と、いつも思っている。

だけれど、洗練されてはいないけれど、
その不慣れな、不器用な、ぎこちない、でも一生懸命な感じ、
スローライフ、や、
人にやさしい社会は、
そんなアマチュアリズムの広がりから
生まれるのかな、なんて、ふっと思う。

不況になって、職は少なくなっている。
家計も不況なので、働こうという人は増えている。

同時に、少子高齢化で、労働者人口も減る中で、
今まで、仕事に携わらなかった人たちを、
巻き込んでいくことは、
きっと長い目で見れば、必要なこと。

「不慣れな感じ」を、待つのに慣れていくことは、
いまのこのせわしない社会に、
ヒトにやさしい、ゆったりした時間をとり戻す。

そんな、歴史の揺り戻しのゆるやかなウェーブの中に今、あるのかもしれない。
# by shiho_kato | 2009-03-11 07:33 | 休日の過ごし方

水疱瘡3

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水疱瘡のぷうちゃんと
1日お休み。

久しぶりのいいお天気のお休み。
喜び勇んで布団を干す。

午前中は病院へ。
お熱も下がり、新たな発疹はひと段落。それでも今週は登園できない、と。
お家の中ばかりで過ごしていたので
外に出るのがうれしいぷうちゃんは帰宅拒否。少し遠回りのお散歩をしながら帰る。

窓を開けて空気の入れ替えをしながら、レジャーシートを広げてお弁当箱につめたお昼ご飯を、遠足気分で食べる。
口の中にも発疹が出て食欲の落ちているぷうちゃんも意欲的に向かってくれた。(けど、すぐ遊びに夢中)
よーいどんを一人でしてぐるぐる走ったり、つま先歩きでうろうろしたり。

午後は気分転換に近くの浜辺の公園までドライブ。

用事はちっとも片付かないけれど、ぷうちゃんとのんびり過ごして、心にかかるもろもろを横に置いて、穏やかな気持ちで過ごせた1日。
# by shiho_kato | 2009-03-10 19:43

水疱瘡2

水疱瘡2_d0134102_10131369.jpg

出張から帰ってきたら
ぷうちゃんの水疱瘡は悲惨な状態になっていた。

これが水疱瘡と知らなかったら
どれだけオロオロすることだろう…
むむちゃんのときもこんなだったかな?

熱はいっとき九度を越えた。
けれど、下がってしまうとけろっとしている。
せっせとオモチャを運び、
これで遊んで。あれで遊んで。

むむちゃんはぷうちゃんばっかりと
すね気味ではあるけれど
ぷうちゃんのボロボロの背中に、
「ぷうちゃんかわいそう」と、お膝にのせて遊んであげたり。
ぷうちゃんも、いい気分で一緒に遊ぶ。

兄弟って、いいなぁ。
二人の姿をみながら
あたり前のことを、あたり前のように
しみじみと、想う。
# by shiho_kato | 2009-03-09 10:13 | むむちゃんとぷうちゃん

福岡出張

この週末は福岡出張。

新幹線を使うことが多かったけれど、
今回は飛行機。

ANAのカウンター前での待ち合わせは
時間と、「カウンター付近」ということだけ。

会えるかな、と、信じて、
時間になったら、目をこらして探して歩く。

ぽっかり空いた空間にたたずむYさんを
見つける。

そこだけ、時間が止まっているかのように・・・。
出会えた、とふっと、胸がキュンとする。

携帯で細かく連絡を取りあいながら、「いたいた」と手をふるのとは、
ちょっぴり違う、
出会うことを強く信じる想いに、ギュッとわしづかみにされる感じ。

こういう、焦らない、関係性、
携帯を横に置いて、
ふたたび味わいなおしたい気持ちになる。

そんな出発。
# by shiho_kato | 2009-03-07 10:28 | 旅ノート