むむちゃんの散歩道

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「そんなにヤバかったなんて知らなかった」

合格発表の後、口の軽くなったむむちゃんと私と、
これまで心にしまっておいたあれやこれや受験までのことを、
お互いにぺらぺらぺらぺら話し続ける。

むむちゃんが目を丸くして言った。
「そんなにヤバかったなんて知らなかった!」

小さなガッツポーズ。
もし、今回私に、何をか殊勲賞のようなものを与えるとするならば、
その賞の根拠は、これだ。

不安や心配に邪魔されることなく、勉強にひた進むことができる環境を整えることができたこと。
それこそが、私のお手柄であったのだと、いましみじみと思う。


9月、11月、1月と3回のV模擬の模試を受け、
その合間に進研ゼミの自宅で実施する模試のようなものも提出し、
いずれもC判定(合格率およそ50%)を出し続けたむむちゃんに、


「どういう状況か、わかっているの!」
と、迫ることは、ただの一度も無かった。



「あと20点取れれば、合格ラインに届くよ。
理科の記憶が曖昧だったところを定着させれば10点、社会のこの大問は暗記がちゃんとできれば15点は取れるようになるよ。漢字の問題は一度全部さらえば、この3つも間違わないはずだよ。それでもう30点になるじゃない。」

最後の1カ月は、そうした一つ一つの課題を克服し、強化するための時間だった。
克服するために強化するために、何をどれだけどういう風に勉強するか、
一日刻みで私が決めて、むむちゃんが取り組む。その繰り返し。


受かるか、受からないか、の不安との闘いは、胸の中で行えばいい。
あと何点をどうするか、その中身に立ち向かっていけるメンタルを維持することを、
何にも増して優先した。


危機感、ではなく、具体的な到達。
悲壮感、ではなく、達成感、充実感。


むむちゃんの持って生まれたものなのか、それともかるたの競技で鍛えられたものなのか、
太いメンタルと、わき目をふらず一心に向かうことのできる姿勢と。

そして、この1か月だけを見れば、全幅の私への信頼。


「そんなにヤバかったなんて知らな」いまま、
むむちゃんがこの日を迎えられたことに、小さくガッツポーズ。



# by shiho_kato | 2019-03-02 18:11 | むむちゃんとぷうちゃん | Comments(0)

春来たる

むむちゃんの春、来たりなば、
わが家の春、来たるなり。



薄氷を踏みながら歩いてきた道、
もう、いつ溶けても良い春であることに、
ただただホッとする。

# by shiho_kato | 2019-03-01 11:07 | むむちゃんとぷうちゃん | Comments(0)

おめでとうの「おつかれさま」ケーキ

むむちゃんの受験が終わった。

結果はまだだけれど、お祝いだ。

結果がまだだからこそ、いま、きちんと、祝わなくてはならないことがある。

この一年、この半年、この1か月、一心に受験勉強に向かったむむちゃんは立派だった。

立派だったのは、一心に向かったことではなく、
その間、キリキリしたり苛立ったりヤケを起こしたりして、日常生活をぎすぎすしたものにしなかったこと。

それに尽きる。


学力としては、勉強している時間の割に伸びが悪く、
最後の一か月で、私が勉強の中身に介入してからの上がりようを見ると、
もう少し早く、勉強の内容と質について立ち入るべきだったのかもしれない。

けれど、むむちゃんが言う。
「1か月だったから、いい関係のまま、勉強に向かえた」

これが半年だったとしたら、これが1年だったとしたら、
親子関係は緊張したものになっていたに違いない。

家庭内の緊張は、アタマにも心にも良くない。


平常心のまま、「やってやる!」の気力が満ちた状態のまま、
そしてぷうちゃんへの優しい気持ちのまま、
ぷうちゃんも、むむちゃんを応援したい気持ちのまま、
受験を乗り切れたことを何よりも讃えたい。


むむちゃん、よくがんばった。
ぷうちゃん、よくがんばった。
私も、よくがんばった。
支えてくれたマサさんにも、
むむちゃんは大丈夫と曇りなく信じてくれていると思える千葉の実家にも、
ありがとうと言いたい。

合格していてもしていなくても、
この日をこんな風に迎えられたことを、祝いたい気持ちでいっぱいだ。。

だから今日は、おめでとうの「おつかれさま」ケーキ。

# by shiho_kato | 2019-02-22 20:25 | むむちゃんとぷうちゃん | Comments(0)

ママもがんばり過ぎないでね

ぷうちゃんが、ポツリと。

「ママも、がんばりすぎないでね」


週末、ぷうちゃんはパパの家へひとりで向かうことになった。

危機的なむむちゃんの受験対策に、ここから1カ月は、
私とマンツーマンで、がっつりと勉強するために。


これまでの勉強の仕方では、目標に届くことが難しい状態にあることを、
ぷうちゃんは敏感に察知している。
「むむは大丈夫なの?」
と、小さな声で心配そうに尋ねる。

「大丈夫よ。これからしっかり勉強すれば、届くくらいのところだから。
むむちゃんは、すごくがんばっているし、ここからもうひとがんばりがんばれれば、大丈夫よ。
むむは、がんばれそうだしね」

ぷうちゃんが神妙な顔でうなづいた。

別れ際に
「ママもがんばり過ぎないでね」と、ぽつり。


不意をつかれて、「いやいや、ママは何もがんばってないよ」と答えてしまうけれど。
ぷうちゃんにはお見通しだ。


何を、どうすれば、むむちゃんにとって良いのか、フル回転でアタマと心を働かせて、
かける言葉や、勉強の具体的な内容への言及や、家の中での雰囲気づくりや、それやこれや。

そして、私の中の不安を全力でやっつけて一片も漏らさずに、
家の中を安心で満たそうとしていること。


もう一度、言い直す。
「ママもがんばっているけど、がんばり過ぎてダメになっちゃわないように、気をつけるね」



数日後に、遊びに行ったお友だちの家のお母さんから教えていただいた。
「おねえちゃんの受験、大変ね」と声をかけたら、
ぷうちゃんは、
「おねえちゃんは受験タイヘンだけど、お母さんがしっかり支えてるから大丈夫です」
と答えていたそうだ。


そういうふうに、見ているんだな。

私たちは、チームだ。
欠けてはならない、チームだ。

# by shiho_kato | 2019-02-16 18:38 | むむちゃんとぷうちゃん | Comments(0)

東京の学問の神様 湯島天神 と「ルーベンス展」@国立西洋美術館

昨年何度も訪れた湯島天神

年があらたまったので、もう一度あらためてお参りしました。
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むむちゃんの好きそうな大福をおみやげに。合格大福ですって。
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湯島の梅は、もうちらほらと花を咲かせ始めています。
春はもうそこまで来ているね。
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***
湯島天神でお参りしたあとは、上野の国立西洋美術館に寄って「ルーベンス展
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宗教画を専らとするルーベンスは、経営者としてもやり手?
整った規律正しい宗教画は、私の好みとは違ったけれど、
何点か愛らしい絵と遭遇できました。

そして、時間があったので常設展にも。
久々に訪れた常設展は、とても良かったでした。
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特別展のチケットで観ることのできる常設展、今年は、それも含めて鑑賞する時間を持とうと思いました。

上野公園を抜けて帰る帰り道。
梅ではなく、桜が咲いていました。
花咲く春が待ち遠しい。
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# by shiho_kato | 2019-01-13 18:27 | 私ノート | Comments(0)