「障害学生15%増の6200人=大学など支援進む-08年度調査」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090926-00000070-jij-pol
独立行政法人日本学生支援機構の調査で、大学や高等専門学校に進む
障がいを持つ学生が15%増えていることがわかったそうです。
http://www.jasso.go.jp/tokubetsu_shien/chosa0801.html
障がいのある人たちに学びの機会が開かれていっていることはいいことだなぁ、と思います。
少子化で学校側が数を多く入れたいと願う様が透けて見えるのが、少し悲しい。
ちゃんと学んだ上での出口はあるのかな?
形ばかりになってはいないかな?
また、軽度発達障害LDやADHD等については、増加傾向にあり、
そういう子どもたちも丁寧なケアをすれば、普通学級で勉強できる子どもたちです。
が、学校現場ではその丁寧なケアのためのスキル取得、スキルのある人の確保が資金的にも時間的にも難しい。
大学では、進学してきたそういう方たちの就職の場を探すことがとても困難になっていて、
担当している先生方はとっても苦労してます。
門戸が開かれるようになったことは、良し◎
じゃ、その中身は?その先は?
問うことを忘れたら、形ばかりの数字になってしまいそうで、
ちょっぴり複雑なニュースでした。
きっと、その門戸は、大学にではなくて、社会に開かれなくてはならない、そんな気がしてなりません。