むむちゃんの散歩道

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DNA、恐るべし

宅急便の中に入っていた紙類の中に、
父が意図的に入れたであろう、ニュース発見。

どこを読めと言っているのかな・・・?
と、めくっていくと、
「20歳の頃」というコーナーに父の文章が。

父の20歳の頃の話はよく聞いていたけれど、
その中で、初めて聞くフレーズ。

「世の中に自分を合わせることができず、
自分に納得のいくことだけしか勉強できない、
こんな人間に『生きる場所はあるはずがない』と、
思っていた。
そーか、俺に生きる場所がないのなら、
いまの社会で生きる場所のない人たちとなら
一緒に生きていくことができるかもしれない」


あぁ、DNAは、恐ろしい。

今を、どう生きたらいいのかわからない、
この生きづらさは、私が抱えていた
「今」の時代性をさらに越えて、
父からのDNAであったのか・・・。と。
妙に納得した。

ということは、つまり、
結局、この生きづらさをなんとかしたい、
という今の生き方のまま、私はきっと、
生き続けていくんだろうなぁ。


・・・仕方ないか、DNAばかりは、どうにもしようがない。



そして、子どもは親を選べない。
むむちゃん、ぷうちゃん、ごめんよ。
by shiho_kato | 2009-11-15 14:28 | 私ノート