むむちゃんの散歩道

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携帯が作りだす孤独

携帯電話購入、小1が2割…横浜市教委調査(読売新聞) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20100211-567-OYT1T01068.html

むむちゃんが今春一年生になることを考えると人ごとじゃない。
携帯、持たせたくないな。当分。

連絡がつかなくなるほど、さまざまな場所に出歩くようになる前に、
さまざまな場所の危険について、教えるのが先のような気がする。

持たせていれば、本当に安全?
持たせていれば、なぜ、便利なの?

だって、学校に居て、児童館に居て、お家に帰ってくるのに。

小さな画面が世界のすべてと錯覚してしまう危険がないかな。

メールやゲームより、もっとあたたかいもの、
もっと深く心に突き刺さるものと、
もっとぬくもりと信頼を感じられるものと、
たくさんたくさん出会っておきたい。


少なくとも、携帯は(携帯メールは)、
どんぞこにいた、私の孤独を救ってはくれなかった。

年齢を重ねるにつれ孤独を受け入れていくのが
大人になっていくこと。

大人になっていくときに、
孤独から救う術が何であるのか、
たくさんの選択肢を持ちながら、
その孤独に立ち向かえる力をはぐくんであげたいな、と思う。

その意味で、携帯は孤独を深める。
まるでつながっているかのような錯覚が、いっそう孤独を深める。
そこにぬくもりはない、ということに気付いた時に、いっそう孤独を深める。

ネット犯罪、とは、別に、そんな危惧を私の体験から。
by shiho_kato | 2010-02-13 02:05 | 社会&地域&子どもノート