高校授業料無償化法案、衆院委が可決(読売新聞) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20100312-567-OYT1T00577.html
「高校授業料無償化法案」はタイトルを間違っている。
無償化に限りなく近づいたのは公立学校で、私立はそうではないのだから。
他の国ではどうなのだろう。
他の国での日本人学校は、他の国の公立学校や私立学校とどのような差別化がされているのだろう。
学びたい子どもたちに、学びを保障するのは、
中学校の授業で習う程度の日本の憲法でも教わる。
また、子どもの権利条約でもうたっている。
お金の有無によって、区分けしてきた、特権的な「学び」を
あまねくすべての子どもたちに、という理念が、この「高校無償化」
の施策の底辺に流れていなかったことがとても残念だ。
私立学校も一部補助、外国人学校も対象外。
・・・だけれど、歯を食いしばって、
今までよりは、「マシ」
「一歩前進」、そう思う力もまだ持ち続けたい。
少なくとも一つ変えられた。
そうであるならば、二つ目にチャレンジしていくのは、私たち側が
どこまで本気で
「日本の大地の上に生きる子どもたちすべてに学びの機会を平等に」
と、言えるのかどうか、なのだろう、と思う。
問われているのは、ほんとのところ、ひとりひとりの私たちの意識。
言ってしまえば「民意」なのだろう。