むむちゃんの散歩道

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母校という、故郷

今日は、母校で、ようこそ先輩よろしく、ロールモデルとして、NPOで働く先輩として250名の後輩の前でお話しました。

このお題のために、私の辿り来た35年を振り返る時間をぼんやりと1ヶ月近く、ギュウッとつめて1週間くらい、考えていました。

気付いたのは、なんとなく5年ごとに、分岐点というか、踊り場に身をおいたり、新たな石が投げ込まれたり、何か「きっかけ」が訪れていたこと。そして、まさにいま、5年目の伏し目にあたる年を迎えているということ。
もうひとつ、気付いたのは、その5年ごとのきっかけに身を委ねて、流れに流されるように、生きてきたこと。

その水底には、一筋の変わらぬ流れが、ずっととおして流れていること。


話しながらなんて計画性無く、行き当たりばったりに、なのに、頑固に生きてきてしまったんだろう。

私って、こんな風に、いい加減にも、逞しく、貪欲に、私の思いに忠実に、案外思っていた以上にワガママに、ひたむきに生きたもんだな。
結構、悪くない人生を生きてるな、と、話しながら、気付いてしまいました。


なんだか、学生のみなさんへのメッセージが、かみしめるように、私自身へのエールとして、かえってくるような、バカみたいだけど、マイクを通した自分の言葉に励まされていました。

そんなことに気付けたのは、母校だったから。
安心して、随分長きに渡り、思索にふけることを保証してくれた場所だから。

大好きな母校。
お茶の水女子大は大好きな、母校。
母校という、故郷_d0134102_2005672.jpg

by shiho_kato | 2010-06-30 20:00 | 私ノート