むむちゃんの散歩道

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妊娠に気付かれずにいる子どもをとりまくおとな

妊娠に気付かなかった
それで出産という事件が時々おきるけれど、妊娠、出産を経験している身として、
妊娠に気付かれない体型でいられる妊娠とはどういうものか、想像もつかない。
妊娠している、ということに、気付かないくらい、その子のことを見ていないというのは
「かなり、ずいぶん、そうとう、見ていない」ということ。

高校生になって親を避けて家の中を動くことは可能だ。
共働きならなお。

でも授業のある教室は動けない、隠れられない場所。
つらかったろうと思う、という校長の言葉。
今さら、何を言うか。子どもひとりひとりに目が届かないほど、
教育の現場は、子どもを見ずに、教え育てているということなのだろうか。

周囲は妊娠気づかず、直前まで通学 乳児遺棄の女子高生(朝日新聞) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2010080200691.html

殺人容疑で逮捕? 
妊娠させた男性は?
妊娠してしまい、産んでしまった赤ちゃんの命への責任は?
問うべきことは多々ある。

でも、私には、彼女を黙殺し続けた周囲の大人ばかり浮き彫りになって仕方ない。
by shiho_kato | 2010-08-07 15:47 | 社会&地域&子どもノート