むむちゃんの散歩道

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メディフェス2010@成蹊大学で学ぶ金泰昌さん「幸福共創社会」

なにごとも継続が大事というけれど、イベントものも、続けて参加することで前回とに違いとか実行委員会のメンバーによる違いとかに気付くことができる。

去年は表参道のウィメンズ プラザで、ぎゅう〜っと詰め込んでいた感じ。内容もコンテンツ別、ツール別、対象別に細分化されていた感じがする。

今年は大学のキャンパスをゆったり使って、内容は、メディアそのものの在り方や可能性といった大局的な未来を思考するプログラムが多かった。

私が参加したのは、去年同様に分科会だけで「マスメディアとNPOとの協働の可能性」。

最近、どこに出没しても聞く言葉が今日も、また。

「市民の側が流されない強さを持たなくてはならない。」
ということ。

その言葉と理念は、スッキリ落ちているので、あと欲しいのは方法論なんだなぁ。と、思いながら勉強を続けている。

チャイルドラインの全国ネットワーク型の形で、参加から思考へ、行動へ、という道筋があることを学ぶことができたのは、かなり力強い私の財産だと思う。

チャイルドライン以外の方法論が欲しい。

先日の夏祭りは、なんの先入観も知識もなく参加してお祭りまるごと楽しんで、そのいきなりの実体験から情報を発信する面白さや、地域レベルに伝えていくことで生まれる見えない輪が作れていく未来みたいなものを感じました。
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地域の百貨店と協働でそうやって関わることも市民メディアの中では、新たな試みのひとつなんだなぁ、と、あらためて今日の分科会での池田さんの報告の中で思った。

二部は時間の都合で退席したけど、金泰昌さん(公共哲学共働研究所所長)の日本が目指すのは菅さんの「幸福最少社会」を文字りつつ「幸福共創社会だ」と、穏やかながらキッパリと言いきったとき、この人は確かなヒトだな、と思うことができました。
共創は、「きょうそう」で競争を喚起するから、あんまり言葉としては、ストンとしないけど、これから一緒に創っていこうよ、とのメッセージはステキ。

新聞読んでれば大丈夫、ニュース見てれば大丈夫、は、どこか大事な頭の中の機能の何かがショートしている感じがする。

それらのマスのメディア情報に触れずに、身の回りのことを考える、そういう時間があってもいいのかもしれない。

テレビは撤廃した。(龍馬伝だけ♪)
新聞も潮時かな?

帰りの道々、そんなことを思った。
by shiho_kato | 2010-09-04 21:09 | マラソン、かるたノート