むむちゃんの散歩道

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緊急避妊薬、製造販売承認の議論

性行為後の緊急避妊薬、承認の意見…厚労省部会(読売新聞) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/science/20101127-567-OYT1T00350.h
tml

11月26日に行われた厚生労働省「薬事・食品衛生審議会」医薬品第1部会で緊急避妊
薬の製造販売を承認する方向で、
検討中だそうです。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000008fcs.html#shingi10
まだ、開催案内のみで、議事録も資料もアップされていません。


どんな議論があったのかわかりませんが、
性的犯罪の数が多いことや
知識がないことでの望まない妊娠、堕胎が多いことへの対処療法的議論。

予防としての性に関する知識を子どもに教えていくことや、
危ない所に近寄らない、防犯、安全、
犯罪を起こしてしまう人・潜在者への教育、原因の究明、
HIVのことを考えれば、感染防止に適しているのはコンドームであることの啓発。
等々、積み残し課題山積を、この「製造販売承認」によって、
議論の対象外にするのは、やめて欲しいな、と思います。

パブリックコメントを募集するそうです。(今、現在アップされてませんが)
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public


パブコメは、研究者からのものが8割を占めるそうです。
研究者は、自らの研究分野の立場からの物言いになることが多く、
それがけしてマイナスであるとは思いませんが、
研究成果をゴールに目指している人のコメントの量が
採用されていくとなると、ちょっと怖いな、と思います。
by shiho_kato | 2010-11-28 12:01 | 社会&地域&子どもノート