むむちゃんの散歩道

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書き初め@一月二日

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書き初めでしょう。
1月2日ですもの。


早速、墨汁と筆と半切とお手本しか持たずに実家に帰ってきたことを軽く後悔。

無くなったおじいちゃんが墨絵を書く人だったから何かあるかと思ったけど…。

起きた時には誰もいなかったので已む無し。

墨汁は捨てられかけてた茶筒に入れる。


下敷きが見つから無いので新聞のみ。


文鎮がわりに厚い本。

広辞苑がない?電子辞書にとって代わられたらしい。

見つけた適度な大きさの本は私の10代前半を虜にした『はてしない物語』



私の10代後半から20代前半を完全に支配した辻邦生の『西行花伝』。

憎らしくも帯に書かれた言葉。

ー私自身が現実を超え、美の優位を心底から肉化できなければ、この作品を書いても意味がないーーそんなぎりぎりの地点で生きていたような気がする。
  ー辻邦生



あぁ、イタタタタ。
全力で生きてきました。
でも、辻さんのぎりぎりほど、ギリギリだったか、自信無い。


再び三度の教えのもとで書きます。今日は。
by shiho_kato | 2011-01-02 13:07 | 私ノート