ぷうちゃん、むむちゃんにいざなわれて、砧公園へ。
なわとび、野球、サッカー、バドミントン、自転車、フリスビー。
どれもこれも少しずつ遊んで、遊びまくって。
休日は、父宅で過ごす子どもたちの
休日の過ごし方を知らない母である私。
外でこんなふうに遊ぶんだなぁ、
こんなことができるようになったんだなぁ、
どれもこれも新鮮な発見ばかり。
ぷうちゃんは、サッカーより野球が好き、らしい。
球技は割と器用にこなす。
むむちゃんは、体を動かすのは得意だし好きだけれど、
野球も、バドミントンも、けして器用にこなす方ではない。
縄跳びなんかは、ぴょんぴょん上手に跳ぶ。
そして、むむちゃんは、ぷうちゃんが器用であることを肯定しているあたりも、
ふだん見られない姿だったりする。
親なら知ってて当たり前?
では、ないことがそもそも前提にある、私たちの親子関係。
だから、めったにない機会は、
子どもたちは見て見てモードだし、
私は見せて見せてモード。
貴重な貴重な時間なので、
なおざりにぼんやり景色と共に過ぎることなく、
胸に焼きつくのです。
ぷうちゃんの自転車に伴走しつつ、
私もジョギング気分で公園の中を走って、
ポジティブに考えよ〜!と、思ったわけです。
お昼を食べて、場所を移し、
貝塚公園で「かくれんぼ」
ぷうちゃんは隠れるのも、探すのもうまい。
むむちゃんは案外、不器用。
これもまた、発見。
はやく見つけてよ〜、の気持ちをこらえて、ぷうちゃんが耐えられる、とか。
むむちゃんはちょこまかちょこまか、策を練って動きすぎて見つかっちゃうとか。
そして、私はかくれんぼが得意、とか。
平日は夕方以降、定刻どおりに寝るために、
一日のことを片付けていく時間。
TVとか、DVDとか、漫画を読んだり、絵本を読んだりとか。
特にDVDを観たがるふたり。
でも、休日は、
いつまでもいつまでもお日さまの下に居たいよ〜、
帰るのやだよ〜、DVDでもつられないよ〜!
なんだか、ホッとした。
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学校週6日制に戻すなんて冗談じゃない。
平日の夕方に疲れていて、
休日はこれだけ遊んでも生き生きしてる。
自由に遊ぶのが大切な子どもたち。
その子どもたちの意見も聞かず。
教員は労働時間がおのずと増える。
その教員たちの意見も聞かず。
教育って、国策なんだな。
教育の現場じゃなくて、国の政策観点で
直接動かされる安易なセクションに位置付けられているんだな。
「ゆとり」とか準備時間の不足の転換は、
反省も検証も修正も調整もなされずに簡単に覆ったり。
その中に育つ子どもの育ちの責任は、国はとらないんだということを
よく学んだ。
それを学習したうえで、
むむちゃん、ぷうちゃんの学齢期の間に、週6日制になったら、、、。
私に何ができる?
「休みたかったら、休んでいいよ、遊びたかったら、遊んでいいよ」
と、言うことはできても、
それはとどのつまり、子どもたち個人に制度や社会と闘わせることでしかない。
子どもを大切にする国に、どうしたらできるのかな。
子どもたちがのびのびと日々を過ごせる国に、どうしたらできるのかな。
子どもたちと過ごす休日が教えてくれる。
この国の、この社会の、思慮の浅い恐ろしさと、
この私という一個人の、もろさ。