むむちゃんの散歩道

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ぷうちゃんむむちゃんの学校公開

学校公開の土曜日。
週末のお休みの登校、ぶーぶー言いながらのむむちゃん。
ほんとにね、おつかれさま。

むむちゃんはぶーぶーついでに、さらりと不満。
「どうせ、今日の学校公開はぷうちゃんみるんでしょ~」
そんなことないよ、むむちゃんも見に行くよ。
新しい担任の先生の授業や国語の新聞を読む学習っていうの見たいし。
「ほら、むむじゃなくて先生見にくるんじゃん」
むむちゃんのさらりにこたえて、
さらりと「ははは、ばれたか~。」

口にできたことで、このソフトなやりとりで、
むむちゃんの不満がすこしばかり解消されていますように。
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授業のはじまる頃にあわせて、いつもよりも早めに出かけた。
ぷうちゃんは思いの外楽しそうに授業を受けていた。

姿勢正しく座って、先生の話も聞いて、
お隣の席の子とほどほどに仲良く笑って、
わかる質問には一拍遅れるように手を上げたり。

この教室の中の空気に馴染めるようにチューニング中なのがよくわかった。
家ではとんと名前をあげないまわりの子たちとも仲よく過ごせる努力をしている様子。

努力をともなう相手を「友だち」とは呼ばないのは、
きっとぷうちゃんの流儀。理解したよ。

廊下の壁に貼ってある塗り絵の鯉のぼりは、力強く多彩な色で塗られていて
塗り絵の下線がない部分も色分けしながら、工夫して描いた力作でした。
ぷうちゃんむむちゃんの学校公開_d0134102_13131161.jpg


数日前、朝の学校行かないの号泣について、
連絡帳に書いたら、担任の先生からは
「落ち着いた行動を心がけている分、少し疲れてしまったのかも」と。

昨年むむちゃんを担任していたときには、
むむちゃんの様子をさっぱり把握できていない先生だったけれど、
ぷうちゃんの様子は見えているよう。

授業も、むむちゃんのときよりも、先生が伸び伸び工夫を凝らしている。
低学年のほうが合うのかな。


むむちゃんは相変わらず、どの授業も淡々と受けていた。
好きだった音楽の授業は今年、先生が変わり、「あの先生のピアノの音が嫌い!」
と文句を言っていた。

音楽室に授業を見に行くと、小テスト。
その前に、点の取り方対策のレクチャー。
これが音楽の授業かな・・・。
しかも、前日、ホールまで出かけた音楽鑑賞会の復習で、小テストですって。
鑑賞会を心を豊かにするとか、感性をはぐくむとかに、使わず、
知識を詰め込むために利用する音楽の先生はとてもイヤだわ。

指揮者の位置とか楽器の並び方をテストされていました。
鑑賞会に行く前だったら多めに見るけど、
感動して興奮して帰ってきたむむちゃんの盛り上がりに
水をかけるようなこの授業は、害悪でしかないわ。

これも学校公開の収穫としよう。

とにもかくにも、ふたりとも、
週末の授業、いいお天気の午前中、おつかれさまでした。

毎週土曜日に授業があった時代は、子どもも先生もたいへんだったなぁ。
それとももう少し日々の時間がゆるやかにすぎていたのかな。
by shiho_kato | 2014-05-10 21:47 | むむちゃんとぷうちゃん