むむちゃんの散歩道

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猛暑の中の、「六無月東京喜多(北)マラソン」

いつものことながら、遅刻気味の出発に、到着。
予定時刻の10分前を最終にマインドセットしておく必要があるなぁ・・・と反省しつつ。
同じバスに、似たような人たち。
私だけでは無いことと、バスを降りてからの道に迷わなくて済みそうなことにホッとした。
猛暑の中の、「六無月東京喜多(北)マラソン」_d0134102_1718622.jpg


トイレに並べども並べども、順番がまわってこない。
スタートまでのカウントダウンのマイクが幾度も入り、1分前に並ぶのを諦めて、
スタートについた。川岸でサッカーや野球をやっている様子なので、
必ずどこかにお水も、トイレもあるはずだから。

走り始めて2キロくらいでトイレみっけ。
さすがに誰もまだそんなところでコースアウトなどしない。
悠々と利用して、ランナーの列に戻った。

熱さ対策は、帽子、サングラス、アームカバー、そして手ぬぐいで首の後ろをしっかりおおって。
直接日を浴びるのがいちばんキツいのは、去年の夏に体験済み。

6キロくらいで、猛烈にお腹が空いてきた。
いつもなら、走る直前10分前であっても、小さいおにぎりを口に入れるのに、
今日は朝食後何も食べずに走り出してしまったから?
それとも、空腹に耐える少年の物語を電車の中で読んでいたから?

荒川土手は金八先生のロケ地って書いてあったよな~。
こんな感じだったっけ、今どきの中高生や金八先生知らないよね、とか
気を紛らわせようと努力するも、
どんどん、お腹すいた~の気持ちが強くなって、熱さより、空腹をどこまで持たせるかの
戦い。後半にとっておきたかったゼリー飲料を飲んでみたけれど、効果少なし。

このまま行くと、再びスタート地点に戻り、その先まで行って戻ってきてフィニッシュのコースらしい。

スタート地点まで戻れた時に、荷物置き場に寄ろう。
コースアウトしてリュックに入れてきたバナナ食べよう。
心を決めて、はやくバナナにたどり着くことを願って走る。

荷物置き場でバナナを食べて、ポカリスウェットを飲んだ。
凍らせたゼリー飲料がバナナもポカリもほどよく冷やしてくれていて、かなり復活。
ゼリー飲料もポーチに補充して、再びコースに戻った。

給水所は列になっている。
飲むだけじゃなくって、体にかけるお水も必要だから、ひとり一杯で推計すると不足?
給水所のたびに同じ状況だけれど、どこも橋の下の日陰。
日陰で休む気持ちで急がずにちゃんとお水をもらって、飲んで首に肩に頭にもかけた。

そんなこんな、したたかに策を(寄り道して食べたり飲んだりしただけだけど)ねりつつ、
意外と熱さ負けしていない感じのまま、いつもしんどい15,6キロ付近。
今日は大丈夫そう。
最後の三キロで少しペースをあげる、というのに挑戦してみよ~、
タイム狙いの大会では既に30度超えた時点で無くなっているから。

ペースをあげるといっても、足の回転をはやくするだけ。
むしろやや小幅。
その調子のまま、ゴール。

タイムは2時間9分10秒。
あれだけよりみちをして、この暑さのなかでは上出来。
猛暑の中の、「六無月東京喜多(北)マラソン」_d0134102_17193497.jpg


終わった後も、座り込むほどにはバテてない。上出来。

完走証をもらって、バナナとりんごとポカリをもらって、
バナナを食べて、ポカリを飲みきって、風が気持ちいい。

走ったあと、汗が少しひきはじめると、
体温が下がる感じになるのは調子がいいとき。
デトックス。体の熱も、体の毒素も汗といっしょに外に出てしまうんだ、
と勝手に思っている。
走ったあとに、熱が抜けないときは、調子が悪い時。
今日は調子が良かったみたいだ。

暑さ対策も、空腹への対処も、経験値を積んだおかげだ。
人間が図太くなったおかげだ。
こういうことも含めて、長く生きたほうが、マラソンとかは向いてるかも、
と、思ったりする。

暑さに弱い私、したたかさを身につけて策を練りゴールしてなおまずまずの余力を残す自分を誉めてあげたい。
今日のこのマラソンも、経験値を大いにあげたに違いない。
by shiho_kato | 2014-06-01 18:04 | マラソン、かるたノート