校内の小宮ガーデンを抜けていくさなかに、
梅の実が落ちてるのを発見。
鮮やかなオレンジ色をひとつ手に取ると熟した実で、とっても甘くていい匂い。
見た目はどう見ても梅だけど、違う果物かもしれない?
梅でも梅でなくても、この甘い匂い!
枯れ葉のクッションで傷みの少ないものばかりたくさんたくさん。
ちょっと迷って、このままにはしておけない、小さな箱を取りに戻ってせっせと落ちてる梅の実を拾った。
傷の少ない実をあらかた拾い終えて、見上げると、
枝には青い見覚えのある青梅の実。
うむむ、いやいや、枝からもぐのはやりすぎだわ。
箱を持ったまま、数日前に自宅の梅の実を分けて下さった先生のもとを訪ねて、
拾ってしまいました、と報告に行くと、これま間違いなく梅、と断じてくれた。
熟したのはすぐにジャムにしちゃったほうがいい、
比較的青いのは梅酒にも梅ジュースにもなる。
とアドバイスくださる。
あ、いや、その前に、私がもらっていいのでしょうか?
今まで気づかれることなく誰も拾わなかったのだからそのまま腐るかカラスが食べるかのどちらか、と。
あ、それなら。
たしかに、みなで分け分けすることを考えると少ない。
帰って、熟したのは早速梅ジャムにして煮こみ、
先生にもらった凍らせておいた梅と共にジュースも漬けた。
そして、困ったことに実は毎日のように少しずつ落ちる。
そのまま捨て置かれてると思うと見過ごしにはできなくて。
そんなわけで毎日エプロンのポケットに入るくらいちょっぴりずつ梅の実拾いの今週。