むむちゃんの散歩道

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雨の中の里帰りマラソン@世田谷246

数倍の抽選をくぐり抜けて、走れることになった世田谷246。
チャイルドラインの仕事にはじまり、今の仕事に至るまで、
なにかと縁の深い世田谷のこの大会。

インターネット経由ではなく、
仕事で出かけた近隣の図書館までの道のりの掲示板で見つけた。

ときは7月、今の仕事をどうかこれからも続けられますように。
願掛けをしながら、抽選待ちのエントリー。
走れることになった時はほんとうに嬉しかった。

その直後、保育園のバザーの日程が例年とずれて、この日に重なることを知った。
お世話になった、今もなり続けて、支えてもらっている保育園の行事と、
私のため、だけの世田谷と。

迷った上で、世田谷を選んだ。
事前の焼き菓子をたくさん焼いてごめんなさいのかわりにすることにして。

*************

競技場に入って間もなく雨が降り始めた。

小雨の中は走ったことがあるけれど、目に見えるくらいザーっとふる中を走るのははじめて。


競技場の中のわくわく感と、スタンバイOKのランナーの方々に助けられ、
や~めた、は、無し。

荷物が濡れないように常にリュックに入れ歩いてるゴミの袋を思い出して、

頭と腕と穴を開けてかぶった。
ずり落ちそうだったので、肩のところは結んでもらって。


スタートに並んでいるあいだ、雨足が強くなる。
すぐれもののゴミ袋の中に腕も引っ込めてしまい、できるだけ濡れないように。


屋外の競技はたいてい雨でもやる。えらいなぁ。

ようやくスタート。足元が水ぽちゃしないようにだけ、気をつけて。


公園から車道に出て間もなく高架下の道。
高架下にすっぽり入った状態で、走りつづけるうちに、小雨に変わった。

あ、牟田さん家の近くだ、澤畑さんと通った道だ、、、等々、
知る道をたくさん通った。
里帰りラン。


高架下の大通りのあとは、住宅地を抜けていく道。

今まで出ていた大会と違って、
遊び(仮装とか)のランナーがほとんどいない。

一心に走る人が主。

なので、なおのこと、おうちから道端に出てきているおばあちゃん、おじいちゃん、おばさん、おじさん、子どもの声援に笑顔を振りまいて手を振りながら走った。
雨のあとの、このニコニコ感は、とってもいい気分転換になりました。
応援は大事です。

ご機嫌に走っていたら、いつも走っている川の川上の岸に出た。
上の土手をはやいランナーの人たちが折り返していくのをしばらく下から見上げて走った。


折り返して川土手にのぼると、いつもとよく似た光景。

う~ん、伸び伸び~。
10キロ手前で、今日はまだまだ余裕ありな気分。

雨の足元に気をつけて、このところの疲労蓄積中の体調に気をつけて、
省エネペースで小幅で走るのを心がけてきたからかな。


本日の目標は、雨の中でも完走。だったけれど、ちょっぴり欲張って、

5キロ刻みのラップのなかで、10キロ~15キロをいちばんはやく走ることに決めた。


スタッフのおばさまたちも、お散歩の方たちも、
みなにこやかに応援してくれる。嬉しくてこちらもにこにこ。元気出ます。


気持ちよく川岸を下って、車道にのぼる急なのぼりざかの手前に、

監督を見つけた。ちょうど半分あたり。
これから、ちょっと飛ばしますよ~と伝えることはできなかった。
大きく手を振ると、うんうんうなずく。
片手を伸ばしてタッチ。いい調子、その調子、の合図はキャッチ。

そのあとは、やたらとのぼりざかが多かったけれど、
足が止まることもなく、案外元気にのぼっていく自分に驚いたり。

もうすぐ駒沢公園直前の坂道では、のぼりで人を抜かす経験。
いちばん応援が密で、商店街の人たちのあげあげのノリに乗せられた感じ。


公園に入ったらすぐに競技場かと思っていたら、まだあと二キロ。

苦しかったのは、その二キロだけでした。
競技場に入る前の周回で監督から、すでにお疲れさま~のゆる~いモード。
雨の応援ありがとうございました~、で返す。

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ラストは気持ちよく。

手元のラップ。(測り方がやっとわかった)
5キロ 26分20秒
5~10キロ 25分59秒
10~15キロ 24分34秒
15~21キロ 29分25秒


後半のほうがのぼりざか多かったのに、上出来。

全体のタイムも、1時間46分25秒。

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雨のレースでも、前回の大会とほとんど変わりませんでした。

途中食べるものも無しで走りきれました。

雨だったけれど、気分上々の、世田谷246でした。

なんだかんだで、世田谷には20年来のおつきあい。
そして、職場としてもホームグランドになりつつある。
これまでありがとうと、これからもよろしくお願いしますの感謝RUN。
これだけ気持ちよく走れたら、もう大満足です。



チャイルドラインではなくて、
筑駒のTシャツを着ました。
現在と、未来へ。

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by shiho_kato | 2014-11-09 20:37 | マラソン、かるたノート