夏休みと言えばラジオ体操。
父宅、母宅を行き来する子どもたちは、参加頻度が低く、昨年は一度も行かなかった。
今年も夏休みがはじまり数日してから、デビュー。
ぷうちゃんはもっと寝ていたかったと、メソメソ。
寝てていいよ、と、むむちゃんとふたりで出かけた。
子どもたちは参加するとお土産がもらえる。
むむちゃんの今日のお土産はワンピースの鉛筆。
翌日はぷうちゃんも行く気まんまんで起きてきた。
三人でお出かけ。
手足伸ばすのが気持ちよいので、張り切ってやる私。
ほぼ、立っているだけのぷうちゃんに
肘から先を動かすだけのむむちゃん。
こりゃダメだわ。
と、内心思う。
翌日も前日に増して行く気まんまんで起きて来た。
三人でお出かけ。
前日に変わらず、ボーっとしている二人。
お友だちとおしゃべりしたりもゼロ。
ボーっと体操して、さっさと帰る。
翌日は前日より早く起きてきて、
時間になるのを待つようにして出かけた。
そんなこんなで最終日。
今日で終わりだよー、と言うと、
え、なんで?まだやりたい。
校庭でのラジオ体操は、ちっとも楽しそうでも、嬉しそうでも無いのに。
不思議だ。
不思議だわ、と思うに留められて良かった。
やるならちゃんとやりなさいと言わなくて良かった。
早く起きなさいと強制しなくて良かった。
見えるところではわからない
彼らなりの参加も、充実も、
私の想像の及ばぬところにある。
なかなかに面白い今年のラジオ体操でした。
終わってしまって残念。
だけど、この10分のために、お弁当作り、朝食したく、お出かけ準備すべて終えてのぞむ。
出勤前の修羅場をひそやかに圧迫する。
参加するだけでもそうなのだから、担当している当番さんたちは更に大変だったろう。
長くは続けられないですね。
ではまた来年。ラジオ体操。