むむちゃんの散歩道

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佐倉朝日健康マラソン

桜の開花のはやい今年は、お花見ランになるかしら?

佐倉の桜は、寒の戻りで二分咲き程度。
そのかわり、花盛りの菜の花、雪柳、レンギョウをたっぷり愛でて走ってきた。


名古屋を一生懸命走ったので、これからはじっくり42kmを味わうラン。

たとえゆっくりのんびりでも42kmはひとりではとてもじゃないけれど走れない。
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千葉らしいコース。
牛舎の脇を抜け、田畑の中をゆく。
先ゆくランナーの帯を見渡せるコースは好きだ。


今日は名古屋のTシャツを着た。
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あちこちの応援で「私も出たよー、がんばってー」と声をかけられる。知らない者同士なのに、新幹線で出掛け一泊するくらい離れている場所での大会だったのに、年齢も住まいもバラバラなのに、走ることでつながり走るところで人生を交差させてゆく。

出走する年齢層は圧倒的に40代が多い。
名古屋を走った人の大会レポを読むと、子育てをしながら、仕事をしながら、少ない自分の時間をやりくりしながら走って走って、名古屋の二日間を自らにプレゼント。そんなランナーがなんて多いことか。

さまざまなことが次々と舞い込む毎日の安定と安心を保持続けることに比べたら、ただただ4時間、5時間前に進みさえすれば、完走のご褒美をもらえるマラソンのなんて幸せなことか。

働きながら、子育てをしながら、人生をなんとかやり抜けながら、走ることのできる喜びと楽しみを、私たちは知っているよね。そんな連帯が40代の女性ランナーたちにはある。(と、勝手に思っている。)
だから、どの声にもありがとうと笑顔でこたえ続けた。


スタート直後に降りだした雨は半分を過ぎる前にあがった。青空ものぞきはじめた。

止まない雨は無い。
辛い上り坂も、必ず下りに変わる。

前をゆくランナーの帯、私のあとに連なる帯、どこをとってもみな前に向かって走っていく。
立ち止まる人も、やがて走りはじめる。後ずさりする人はひとりもいない。

ひとりひとりに尋ねれば、進まない足をなだめたり、止まりませんようにと祈ったり、痛みに耐えたり、棒のような足にムチ打ったり、おぼつかない体を叱咤したり。
それぞれに各々の方法で心を砕いて、なんとかこの先のずっと先にあるゴールにたどり着こうと必死だ。

それでも、みなが前を向き続けるこの光景は、わかりやすい健やかさに満ちていて、印旛沼も木立も風車も、揺れる雪柳も、二分咲きの桜も、応援のうちわも、どこをとっても平和な光景。
その一端に身を置いていることが嬉しくて笑みがこぼれる。嬉しくて涙ぐみそうになる。
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2週前にフルマラソンを走ったばかりの足は、早々にいうことをきかなくなったけれど、
気持ちは、あちこちの痛みにも心が折れないくらいに清々しかった。

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by shiho_kato | 2016-03-28 11:24 | マラソン、かるたノート | Comments(0)