青森二日目の朝。
ぷうちゃんと朝からひとっ風呂あびたあと、津軽弁のラジオ体操なるものを体験した。
母と私とぷうちゃん、3人貸切状態で、観音様の前で。
よいお天気。
日差しは強いけれど、東京に比べるとずっと湿度が低いので、日陰は気持ちがいい。
朝食もまた豪華でした。
何しろバイキングにいくら。いくら丼をセルフで食べられちゃうなんて!!!
パン食ベースで盛ったのに、ミニイクラ丼をおかずに追加してしまう。
観音様の前にはお堂があって、干支ごとの観音様が祀られている。
と言っても、由緒云々の格式ゼロの気軽さで拝むことができる気安いしつらえ。
みなで見に行った。
戌亥は阿弥陀如来
未申は大日如来
辰巳は普賢菩薩
丑寅は虚空蔵菩薩
自分たちの観音様をのぞきこむ。
それぞれにハリーポッターの魔法の呪文のような真言がある。
今日は祖母のあーちゃん宅に行って、
おじいちゃんのお墓参り。
お墓参りの日は晴天で暑いと毎年毎年決まっている。
会ったことのないおじいちゃんは間違いなく晴れ男だったんだろうな。
父・母の親戚回りのあいだ、お家でかくれんぼをしたり、トンボをとったり。
そして、今年もみなであーちゃんを囲んで記念撮影。
今年はおばさんの喫茶店「さくらんぼ」には行けないかと思っていたら、
お店は閉めてるけれど、お昼を食べにお出でよーの連絡あり。
毎年定番美味しいオムそばとナポリタン、青森の郷土料理だとかイカメンチ(昨日のバイキングにもあった!)、トマトも美味しい!!
夜も、朝も、そしてこうしてお昼も、お腹いっぱい。
あーちゃんがいて、おばさんがいて、おじさんがいて、父母がいて、弟とMちゃんと、Pちゃんと、みぃちゃんと、むむちゃんとぷうちゃんと。
みなが元気にこの一年を過ごしてきて、こうしてここで再び過ごしている。
これ以上の幸せは無い。
「みなで来年もこうして再び、ここで会えますように。」
おばさんの隣でお皿洗いをしながら、カウンター越しのみなひとりひとりの健康を、
祈るように、願う。
ぷうちゃんのお目当て、教科書に載っていた変わり独楽のずぐりを見に!
雪の上でも回せる独楽「ずぐり」は
津軽の伝統工芸品だとか。
ずぐりを作っている工房でお兄さんにあれこれインタビュー。
回すのが難しいので、簡単に回せる方法を考案して、「吊り独楽」にしたそう。
色つけの体験はできるけれど、独楽そのものの造りがあまりよくないそう。
ぷうちゃんにどうする?と尋ねると、体験はしなくていいのでこれが欲しい!
お兄さんが喜ぶリアクション。
一回りしてお庭に出て、盛大に鯉の餌やり。
大口をあけて押し寄せてくる鯉に、ポニョの元気な巨大水魚が思い起こされる。
中へ入ると、変わり独楽の回し体験。
さっき手に入れた吊り独楽の回し方を教えてもらった。
お姉さんはお話も上手。「東京だったらベーゴマだよね。お姉さんは、ベーゴマはやったことがないよー。」と。
ぷうちゃんの得意なベーゴマ。
「来年は、ベーゴマ持ってくる」とぷうちゃんが小さく呟いた。
お土産を観て、かき氷を食べたら
今宵の宿、岩木荘へ。
岩木山のお山をのぼっていくと、とても涼しい。
のんびりとお風呂に入った。
今年は時期が少しだけ早めだからだろうか、アップルランドも岩木荘も、ゆっくりと入ることができた。
こぎんの間でのお夕飯。
食べ終えた子どもたちが遊び始めるのもお約束。
お部屋に戻って、Pちゃんのお誕生日会をした。
歌って、じぃじと、むむちゃんからプレゼント。
エクザイルのチューチュートレインでワイのワイのワイ。
楽しい夜で、オリンピックの男子卓球水谷の活躍もそこそこに寝てしまったのでした。
※Pちゃん用の米粉のシフォンケーキは、ねぷた村脇にある
直産店にて手に入れられることがわかったので、来年に向けて備忘録メモ。