むむちゃんの散歩道

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IASL 国際学校図書館研究会 年次大会@明治大学

朝イチは、里中満智子さんの講演。
直接お話を聞くのははじめてだ。
私にとっての里中さんは、漫画に関するあれこれをのぞいたところで、「学校教育」の意味を教えてくれた人。

言葉は正確ではないのだけれど、
「大成したかったら、これしきの勉強をやすやすとこなせ」
そう母親に言われて、ナニクソと思ったのが、義務教育を終えるところまで学校に留まった里中さんのモチベーションだった、というお話。

「たかが学校の勉強もこなせなくって、エラそうなことを言ったりできたりすると思うな」

授業くだらないな、つまんないな、って思う時間が少なからずあった。
それをやり過ごそうとしながら、何度自分に言い聞かせたことか。
大学に入ってからも、曲りなりに社会に出てからも、課せられた自らは望まない課題を与えられたときに「これしきを・・・」って思いながら、私のやりたいことを際立たせてきた。

今日の里中さんのお話は、ぜんぜんそんなことではなくって、手塚治虫が日本のあるいは世界の漫画界に与えた影響と、漫画という形式、絵と、短文と、第三者の視点から見せる構図、とが、自己の内面に抱えたものを顕わにしやすい形式であるというお話。

百回くらいうんうんうなづいて聞いた。

(後から、図書館界の人には、よりによってこの大会で漫画の話メインの講演でなくても良かったんじゃない、、、というような、講演者のチョイス、良くなかったんじゃないというような、あまり評価を得られていないことを知って、びっくりした。だって「マンガ」あるいは「アニメ」でもいいけれど、日本発の文化なのでしょう?日本を会場にした国際大会にふさわしいではありませんか)



そのあとは、英語の発表を聴く一日。

日本人の発表者の分科会を巡り歩いてわかった。
日本英語だからといって、聞き取りやすいわけでは無いということを。

他国の方々も、母語が英語ではない国はたくさんある。
お互いにカタコトの英語で、比較的速度がゆっくりであれば、聞けることは聞ける。
あとは内容について、想像の範囲の中で発表が行われていれば聞ける。

自分の英語力を、残念に思う時間だった。


内容に関しては多読についてのお話が多かったので、「多読」の流行りに関してはとっても勉強になった。
全体にとってはどうでもいいような、初歩的にすぎる質問をさせてもらったら、演者の方と仲良くなることができて、面白そうなコンテンツを紹介していただいた。これは持ち帰って、先生に見てもらおう!!


それと、世界のどこの国の学校図書館も、多くの国でおんなじように、学校の中の図書館の位置づけや、ライブラリアンの位置づけで悩んでいることがわかった。教員との意思疎通、授業とのコラボをどうするのか、、、みたいなお話がなされて、世界中にそこに悩む仲間がいるのだ、と思えるのはちょっと嬉しく、悩みがいもあるってことだ。
(実際は、本校では、そこのところであまり深く悩むことが無い。良し悪し別として)

by shiho_kato | 2016-08-25 16:46 | 学習ノート | Comments(0)