学校図書館職員のガイドライン。
それを満たすことに熱意が沸かない。
どうしてだろう、、、考えに考えて、たどり着いたのは、
それが今居るこの学校の図書館にそぐわないからだ、と気がついた。
ここにそぐわない機能や、能力や、プログラムや、コンテンツを、「学校図書館であるから」という理由で、無理くり取り込む必要は無い。
取り込まないことで、ここが停滞するのであれば、問題だけど、
今のところ、この図書館は、この図書館に必要なものをガツガツ吸収しようとしている。
そのガツガツ吸収するところには、私だからできる仕事との一致割合が高い。
司書だからできる、のではなくて、私だからできる。
裏を返せば、どれだけ優れた司書であっても、司書スキルだけではできないことがある。
この場のガツガツが落ち着いて、私ではなく、司書スキルの高い人が必要になる日が、いずれ来る。
私は、それを目指して仕事をしているから。
私だからできる仕事の割合が3割を割るようになったら、ここにふさわしいスキルを持つ人に譲れるように。
そのときには、その人が力を発揮できる環境が、ある程度整えられているはずだ。
知ることを知っていることは大事。
だからといって、知ったことを1~10まで、我がものとしなくてはならないという呪縛から解かれて、
私は私の仕事ができるようになる。
揺さぶられ打ちのめされながら、足を踏ん張れる自らのポジションを、三度四度、何度でも見つけ直せばいい。