むむちゃんの散歩道

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雪にランラン

雪予報、どうか当たりますように。
願った月曜は、予定より早く、雪、降り出しました。

うれしい。

会議はなくならないだろうし、雪の影響でフツーに帰ったって
帰り着くのは遅くなるだろうし。

そう読んで、前夜、体に鞭打っておでんを煮込み、ポテトサラダを作ってきたから、
子どもたちは安泰のはず。

****

案の定、定時の約1時間後に帰宅開始。
会議中に、渋谷駅の入場規制による大混乱を教えていただいたので、渋谷を経由せず、反対方向の電車に乗り、バスに乗り継ぐことにする。
反対方向への電車はぎゅうぎゅう。それでも足止めなく3駅。

バスは始発。座ることができる。程なく出発。
ゆるゆるで進みは遅いけれど、動かないわけではない。

が、無線連絡。先に通行止めが発生。
そのため途中の停留所からUターンするとか。
戻るのはごめんだ。

このバスの路線は、ときどき勤務先から帰宅ランしている道。
迷うことは無い。どのあたりまでたどり着けているのか確認すると、
朝ランで走るあたりまで、あと少しの場所。自宅まで3㎞も無い。
だったら、あれこれ乗り継ぐより歩いたほうが早い。

歩き始めて、これは走れるかもしれない。
足元は、長靴ではなくトレイルラン用のシューズ。
傘を差しながらテクテク走りだした。
降り積もったばかりの雪の上を走るのは、芝生の上を走るのと同じ不整地ラン。

難なく、自宅にたどり着いた。勤務先を出て1時間45分くらい。
きっと渋谷経由で帰るよりは早かった。
もひとつ別のバス路線を使えばもう少し早かったかもしれないけれど、結果オーライ。

ついでに、荷物をすべて置いてきていたら、乗り継いでバスでトロトロ進んでいたよりも、
全行程走った方がまだ早かったのかもしれない、とも思ったり。

我が家はこうこうと明かりがついていて、家の中はぽかぽかと暖かく、
子どもたちは、お風呂に入り、夕飯を食べ、TVを観たり宿題をしたり絵を描いたり、すっかりくつろいで過ごしていた。

良かった、雪空のもとに放り出されたのが、私だけで。

もしもむむちゃんが高校生で、電車を使って通う場所からの帰宅でこの雪による混乱に巻き込まれていたら。
迎えに行ったとしても、むむちゃんに走ることを要請できないから、異なる手段を選ぶことになろうし、
その間、ぷうちゃんはひとりで家で、心配しながら待ち続けることになろうし。
今後、そういう場面にも遭遇することはあろうから、あれこれ考えておかなくてはなぁ。

雪の混乱の中での最新情報の収集にはツイッターがいちばん役に立った。
と、いうか、ほかは、まったく役に立たなかったと言ってもいい。
読み専だけれど、アカウントを持って居て良かった。
雪ではなくとも、災害時や緊急時の情報収集に優れている。

次に地図。
今、バスはどこまで進んでいるのか、自分はどこにいるのかを把握できた。

帰り着いたら、ぷうちゃんが、「大丈夫だった?」と声をかけてくれて、
先にお風呂に入る?と聞いてくれた。冷えていることを心配してくれたんだね。
走ってきて、汗はかいてなくて、ぽかぽかしていたので、先にちゃちゃっとご飯食べちゃうよ、
と答えたら、ポテトサラダにミニトマトをのせて、おでんを器に盛って用意してくれた。
むむちゃんが帰ってきた時にも、乾いたタオルを用意して待っていたようだ。

ひとりの不安は、帰ってくる者たちへの気遣いにすり替えて、解消したのかな。

****

良く朝、朝ランの時間に起きて、雪かきをする。
雪かきと言っても、公道まで歩ける程度に雪をよけて小道を作る程度の雪かき。
雪かき用のスコップなどあるわけが無い。
ちりとりを用いて。形状的にはおんなじであり、十分に役目を果たしてくれた。

日が差して溶け出す前の方が、雪は扱いやすい。
北海道時代に、夜明け前に父、母、団地の大人たちの雪をかく音で目覚めていたことを思い出す。

たまの大雪に浮かれる気分で、今日の雪かきは、労働ではなく朝ランがわりの運動みたいなものだけれど、
早朝の労働で、毎日のことだとしたら、それは父も母もタイヘンだったことだろう。
雪国に暮らすのはムリそうだ。
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雪かきだけでは物足りず、雪だるまを作った。
むむちゃん、ぷうちゃんを起こして、予定通り歓声を聞かせてもらい、顔を一緒に仕上げた。
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子どもたちは、通常通りの登校。

私は1時間遅れで始業。
1時間遅れって、通常の始業時間よりも通勤ラッシュが厳しい時間帯だから
タイヘンさが割り増しされるって、生徒が言ってたことを、ぎゅうぎゅうの車内で思い出した。

踏切故障に車両点検、雪の影響の有無はわからないけど、ラッシュ時だから混乱度が高いわけだ。
ホームでは乗り切れない人があふれていた。

授業消化のためのこの時間設定、オトナ目線、教員目線での設定・・・。
もう一時間遅くたって、午前中全休だって、いっそ一日休みだって、いいくらいなのに。

むむちゃんがこのぎゅうぎゅうに押し込まれなくっちゃならない状況だったら、
もう学校休むようすすめるだろうな。

生徒に女子が居ないから、こういうときに、あんまり生徒にやさしくない設定で物事進むんだろう。

前日の帰宅時間も、もしかしたら混乱時に放り込まれた生徒が居るかもしれないような時間帯だった。

前任の女子高の最もマッチョな先生は、他者や他校の迷惑顧みずに、自校の生徒の安全を優先する決定に岩壁のように揺るがない先生だった。
たった一年の間でも、インフルエンザにかからないように交流会は中止になったし、台風による交通機関の混乱を避けられるように帰宅時間は早められ早々に校舎から追い出しがかかったし。


とはいえ、子どもたちは、めったにない雪の体験を友だちとわいわいきゃあきゃあ過ごすのを
楽しみにしているので、良いのですが。


今回はたまたま雪の災害で、雪害は、他の災害(台風や地震)よりも割と早めに割と適切に予報が当たり、
事前の備えができる災害だと思うけれど、それですら、メインターミナルの混乱とか、
交通の混乱とか(事故ではない通行止めとか)、どうしてこんなにまで、、、という感じ。

交通各社だけの問題じゃなくって、そこに運ばれる人の動線の問題が大きいんだと思う。
もっと早い帰宅判断だったり、一極集中にならないような促し方だったり、
どこの組織も考えてくれるといいな。

個人としては、いっつも帰宅難民にならぬようにって思って、
機会あるたびに帰宅経路のことを考えながら帰宅ランしながら、選択肢のストックをつくっておいて良かった。
先読みして、夕飯を作っておいて良かった。
冷凍庫にストックもそこそこしまい込んでおいてあるから、それも絶やさないようにしておこう。

日々はマネジメントだ。
災害時(今回の大雪を災害とは呼ばないかもしれないけれど)に落ち着いてられるかは、その成果みたいなものだ。
私が帰り着けなかったときの子どもたちの、電気・ガスが使えなくなった時のための備えがないなーーー。
(ガスコンロは買ってあるけど、使い方を教えていない)
今回はその課題を見つけたから、忘れないうちに、何か考えておこう。

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雪は、私を冷静にしてくれた。
雪は、私には慕わしい。
雪があると、仲間が増えているような、守られているような気分になる。


生まれ育ちっていうのは、根っこ直結なんだなぁ。。。
むむちゃん、ぷうちゃんの、根っこ直結がたくましいものになっていますように。


これからしばらく、雪のある生活。
ちょっと疲れて、ちょっとささくれ立っていた気持ちも、立て直すことができそうだ。
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by shiho_kato | 2018-01-23 18:04 | 私ノート | Comments(0)